①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
まず、治安、危険に関してですが、コペンハーゲンは基本的に大変治安が良く、軽犯罪(すりや置き引きなど)すら他のヨーロッパの国々と比べ、あまり起こりません。落とし物なども返ってくることが多いようです。このようにまるで日本のように治安が良く、過ごしやすいコペンハーゲンですが、決して油断してよい訳ではありません。中には夜間に出歩くと危険な場所や、私が実際見た訳ではないですが、地下鉄に薬物中毒者がいることもあるそうです。もしも留学だけでなく、旅行などで訪れる際は事前に調べておくことをおすすめします。また、この頃はテロの危険も高まっているそうなので私自身も気を引き締めていきたいと思います。
また、トラブルに関してですが、現時点で私は危険な目に合ったり、すりに合ったりなど、治安に関するトラブルに巻き込まれたことはありません。ですが、季節の変わり目ということもあり、風邪をひくといった健康面でのトラブルは少しありました。私の寮は病院から遠いため、自宅で安静にしていたのですが、日本から持参した薬が切れてしまったため、こちらの薬局で新しく購入しました。コペンハーゲンの薬局の一つにApotekというものがあり、病院にいけない場合にはそこで症状を説明すると薬剤師の方が薬を選んでくれるので安心です。
②冬休みについて
コペンハーゲン大学では基本的に12月にすべての授業が終了し、1月初めごろに課題もひと段落します。授業や課題が終わり次第いよいよ冬休み!という時期ではあるのですが、12月から1月は私たち留学生にとっては別れの季節でもあります。というのも、私たち日本人は1年間の留学プログラムを選択することが多いのに対し、他の国からの留学生は半年でそれぞれの国へ帰ることが多い為です。特にヨーロッパ諸国の国々からの留学生はクリスマスを家族と過ごす文化があるため、クリスマス前にコペンハーゲンを後にする人もいます。実際に私のフラットメイトや友人の多くはすでに帰国、もしくは帰国の準備をしていたりします。特に私のフラットは早くに帰国してしまい、4人部屋で寂しく暮らすこととなってしまいました。ですが、2月からは新学期が始まると共に新しいフラットメイトを迎えることにもなるので楽しみでもあります。そんな別れの季節の冬休みですが、私は今学期で帰国してしまう友人とfarewell party、いわゆるお別れパーティーをすることが多かったです。それぞれの国の料理をふるまったりなど最後に良い文化交流となるパーティーでした。
また、年末年始に関してはヨーロッパの国々の友人が帰国や一時帰国していたこともあり、寮の近くのアジアンマーケットでそばを購入し、日本人の友人と日本風の年末年始を過ごしてみました。しかし、年越しの瞬間は日本とコペンハーゲンは大きく異なります。コペンハーゲンの年越しは30分ほど前から花火が徐々に上がり始め、年越しの瞬間には各地で盛大に上がり、とても賑やかに正月をお祝いします。
そんな笑いあり、涙ありの冬休みももうすぐに終わってしまうということで、気を引き締め、新学期に備えたいと思います。
雨や雪が多いコペンハーゲンの貴重な晴れ
クリスマス12月は街全体がクリスマスムードに