Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コペンハーゲン大学
2023年12月号 国際学部 E.F

治安 安全性について

Hej

今回はデンマークの治安について話していきたいと思います。

まず、コペンハーゲンは一時期、世界で安全な街として名を馳せていました。実は私がデンマークを選んだ理由の1つも安全性という面があります。

実際はどうなのかというと、安全です。 かなり安全とは言えませんが、安全な国だと思います。夜みんなで街でいた後に、帰ることも何度かありましたが、無事に毎回帰れています(デンマークの電車は24時間基本動いています。バスも然り)

しかし、他の都市と比べることはあまり好ましくないのかもしれませんが、やはり日本の安全性と安心感には勝てないです。理由としてはまず、拳銃を所持している人が一定数います。また移民やイスラエル、パレスティナの紛争による影響、さまざまな人の移動により、テロの警戒度は上から2段階目のレベルです。時たま、発砲音が聞こえることもあります。また友人で携帯をすられたり、ピックポケットをされた子も何人かいます。

また、コペンハーゲンには一部地域では大麻が黙認されているエリアがあり、そこの周りは本当に治安が悪いです。街中でも大麻を吸っている人がいることがあり、匂いで あっ誰か吸っているな と分かるようになりました泣 タバコの匂いが苦手な人はデンマークの喫煙文化に驚くかもしれません。基本レストランの中や建物の中以外だったら、テラス、街中、学校も然りどこでも吸うことができるのです

またこれは私個人の経験で、全ての人に当てはまると言えませんが、夜7時に学校から帰る際に道を歩いていたら、3人ぐらいの酔っ払っている男性に取り囲まれて、「Get away from here, go back to home country」と叫ばれました。突然のことで悲しかったし、なんでこの知らない人たちに言われないといけないんだろうと思いましたが、即刻に母や友人に電話して、落ち着いて、また教授にも相談して学校のカウンセラー窓口も紹介してもらいました。 今では1つの経験と言えますが、恐怖と、何か盗まれるかも、最悪、殺されるかもとその時は何にも言いませんでした。

他の方に起こってはほしくないですが、留学する際はこのような経験をすることも心の片隅に入れておいてほしいと思います。

今人生で、10カ国以上行きましたが、おそらく、日本にずっと住んでいて慣れしまったら、日本ほど安全で安心感を感じる国は他にないと感じています笑

12月の私について

さっきの出来事は11月のはじめに起こったことなので、それ以降の私の楽しい留学生活とリアルをお伝えしたいです!

12月の前半に2つの受講していた授業が終わり、そこから合計25ページ以上のエッセイを書くのに尽力しました。毎日パソコンと向き合って、少し散歩に出掛けて、気分転換に友人とカフェに行くなどを繰り返していました。今思えば一番早く時間がすぎた月かと思います。

12月の大きなイベントといえば、クリスマスと大晦日だと思います。

デンマーク(ヨーロッパ)ではクリスマスは一大イベントです。みんなヨーロッパ圏の子は実家に帰って家族と過ごします。私は日本に帰る予定がなかったのですが、それを伝えると、驚かれ、多くの友人から「クリスマスひとりじゃない?」「おうちに招待するよ」とか声をかけてもらいました。彼らにとってクリスマスは本当にビックイベントなので友人と過ごそうとしている話をしたら心からびっくりされたり、家族との仲を心配されたりと、こんなにもクリスマスへの価値観が違うのかと思った出来事でした。

逆にお正月は友人たちと集まってパーティーその後、クラブで朝まで。。が若い世代の過ごし方みたいです。お正月とクリスマスの認識がおそらく日本とは逆ですね

私は友人の寮の大きなディナーに参加させてもらいました。デンマークでは大晦日に女王様のスピーチを聞くのが恒例で、一緒に聴きました。

また大晦日とお正月は普段禁止になっている打ち上げ花火も解禁されるため、みんな時間問わず、バンバン打ち上げていました。

日本の落ち着いた、ゆったりとしたお正月とは反対で素敵な2023年の締めくくり、そして2024年のスタートでした。