①余暇の過ごし方
私は今学期2つの授業を履修しており、週に3回授業があります。日本にいる時よりも授業時間数は少ないですが、ほぼ毎回授業前に予習として課されるリーディングの量が多いので、実質的な勉強時間はそれほど変わらないように感じます。課題をする以外には、友人と遊んだり散歩やサイクリングで街巡りしたりすることを楽しんでいます。特に最近コペンハーゲンは日照時間が長くなってきているので、外でアクティビティを楽しむ機会が増えてきました。3月はまだまだ寒く雪が降る日もあるので屋内で過ごすことが多いですが、4月に入ると屋外イベントも開催され始めます。特に楽しみなのは屋外フリーマーケットの再開です。デンマークは物価が高いので可愛い洋服を見つけても買うのを躊躇ってしまうのですが、その分セカンドハンドショップや蚤の市と呼ばれるフリーマーケットが充実しており、そこで安い価格でかわいい服やアンティーク小物を買うことができます。古着の購入は節約になるだけではなく、環境にも良いので今後もこのような機会を利用していきたいと思います。
コペンハーゲンは空港や鉄道へのアクセスが良いので、デンマークの他の都市や近隣の国へ気軽に旅行することができます。特に1年間留学する場合はセメスター間に1か月以上の休みがあるので、その長期休みを利用して様々な国に旅行することができます。また、スウェーデンのMalmöには電車を利用すればコペンハーゲンの中央駅から40分程度で行くことができるので、日帰りで観光することも可能です。国によって街並みも人の雰囲気も違って面白いので、今後もいろいろな国に旅行したいです。
②日本語カフェについて
コペンハーゲン大学には、日本語カフェという日本に興味のある人々と交流できるコミュニティがあります。このカフェは週に1度開かれており、社会人やコペンハーゲンビジネススクール(CBS)に通う学生などコペンハーゲン大学に通う学生以外も参加することができます。日本人の中にもフォルケホイスコーレに通っている方やワーキングホリデーでデンマークに滞在している方が参加しており、様々なバックグラウンドを持つ方々と話すことでキャリアに対する視野を広げることができます。
春セメスターに入ってからは秋に日本で留学していた学生と話す機会が増え、龍大に留学していた学生とも会うことができました。留学経験のある学生からは実際に住んでみて感じた日本の文化や社会におけるデンマークとの違いについて教えてもらうことができ、これから留学する学生からは日本に対してどのようなイメージを持っているのか知ることができます。今まで当たり前だと思っていたことなどが実は日本特有のものであったことも多く、新しい発見ができてとても面白いです。また、コペンハーゲン大学で日本語を学んでいる学生はみんな日本語が流暢で、日本語カフェに参加すると毎回語学学習に対するモチベーションが上がります。普段履修している授業は留学生向けのものが多くあまり現地の方と話す機会がないので、これからも定期的に日本語カフェに参加していろいろな人と話し、デンマークの文化などについて学んでいきたいです。