Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コペンハーゲン大学
2024年 3月号 国際学部 E.F

Hej

デンマークは少しずつ春になろうとしています:)

①今回私がお話しするのはデンマークでの予習復習についてです

まずデンマークで今私が受けている授業は学術的なwritingを学ぶクラス、フェミニズム、西洋から見た日本の文化・歴史背景です。

全ての授業で固定された教科書はなく、隔週ごとに学ぶことが異なるため、前の週の授業後に次の週のするテキストがアップされ、各々予習をし、授業の中で復習をしながら教授の解説付きで復習をするような形です。 このスタイルは授業ごとに違い、私の友人は毎週10ページを超えるリーディングを課されている泣きそうになりながら必死に読んでいる友人や、逆に講義参加とその後のディスカッションでの成績、エッセイでの成績なので予習復習が必要のない友人もいて人それぞれです。

私がデンマークの授業に感じることは本当に生徒任せであるということです。 予習をしていなくても自分の責任、授業への出席も出席点をつけていないクラスも多々あります。

そのため授業への参加は自由なのに多くのひとが自発的に学びにきて、積極的にディベートをしている点も魅力的で刺激になる風景です

②今回、私はデンマーク人の価値観について話そうと思います。私が最近感じるのはデンマーク人は少し日本人に似ているといることです。私は過去にアメリカとオーストラリアに滞在していた経験があるのですが、その二つの国と比べてデンマーク人は日本人に似ていると思います。 まずデンマーク人は良くも悪くも個人を尊重します。またお互いに干渉しすぎないところ、尊重するところが似ていると思います。電車の中は比較的に静かですし、電車も列になって待っていることが多いです。少しだけ寂しく感じることはあまりにも個人主義、家族主義なので、友人に相談すると解決方法を提示してくれることが多く、感情に寄り添うというよりかは、解決に向けてのアドバイスをくれるといったような感じだということです。また、家族や自分の人生が最も優先されるべきことという考えの人が多いように感じます。仕事や社会的なものよりも、自分の家族や自分の大切にしているもの、自分自身の気持ちを大切にしている人が圧倒的に日本より、多いように感じます。それらはデンマークの労働法や、小さい頃からの教育、環境の賜物だと感じています。

いろんな時間をデンマークの人と過ごして、思ったことはもっと家族と過ごす時間を大切に過ごしたいなということです。私は今一人暮らしを’18歳からしていますが、家族と一緒に過ごす時間をもっと人生の中でとれたらいいなと感じました。

いろいろな考え方や価値観を知り、自分の考えを見直すことも1つの海外生活で得られることだと思います。

 

Hej Hej