①治安やトラブルについて
スウェーデンはヨーロッパで犯罪率がかなり高いというデータが出てますが、私が住んでる街、Kristianstadは他の場所と比べると、かなり安全です。道路を渡る際も、歩行者用の白線があれば必ず車は止まってくれます。信号無視もなく、交通事故などはまずあり得ないかなと感じました。しかし、若者の間でドラッグは多少流行っているようです。また、電車で1時間くらいした場所のMalmoという場所は移民の数が尋常ではないくらい多くて、友人によるとスウェーデンで一番危険な街だと言われています。実際に、イスラエルとパレスチナの戦争が勃発した後にはデモ行進が行われ、私にとっては怖かったです。ヨーロッパでは夜に一人で歩くのは危険だと言われていますが、この街だと案外いけるくらいには治安がいいです。トラブルに関しては、スウェーデンに関しては特にないのですが、寮内ではかなり起きてます。温水が2週間くらいでなかったり、火災報知器が突如鳴り、かなりうるさいビープ音が夜に20分ほど鳴り響いたりしていました。また、寮内での盗難が頻発してました。冷蔵庫から食べ物、シャンプーやリンスなどが盗まれていました。私は被害を受けなかったのですが、かなり多くの人が被害を受けたようです。犯人は特定されたのですが、すでにこの寮を去った後でした。各部屋にロックがついているし、キッチンには調味料や常温保存可能な食べ物を入れるロック付きの戸棚があるので、それを利用して防犯しようというのを心がけようと思います。
②スウェーデンの冬
スウェーデンの冬の寒さは手や顔が痛くなるほどでした。雪が頻繁に降るわけではないのですが、一度大雪を体験しました。また、日本とは違い、ほぼ毎日台風並みの風が吹いています。ダウンやコートはもちろんのこと、マフラーや手袋も必須になっていきます。また、マイナス温度になることも珍しくないので、地面や川が完全に凍結しています。凍結していることによって、地面が非常に滑りやすくなっており、大学まで行くのにかなり時間がかかります。加えて、スウェーデンの緯度もあり、日照り時間は非常に短いです。ヨーロッパではウィンタータイムを採用しており、1日の時間を1時間ずらすということをやっているにもかかわらず、日の出は8時、日の入りは4時となっています。その上、晴れの日になることは滅多にありません。2週間太陽見てないというのは結構あります。日本にいるときは、実感はしなかったのですが、気候というのは、かなり人間の気分に影響を与えます。日照時間が少ないと、鬱を発症する確率が高くなったり、ビタミンD不足になったりするので、スーパーや薬局でサプリを買う必要があるなと思いました。比較的日本より安価に売られているため、買うことを決意しました。スウェーデンの冬の寒さは二月まで続くそうですが、気を確かにこらえようと思います。