Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クリスチャンスタード大学
2024年3月号 国際学部 S.K

①カルチャーショックについて

スウェーデンに来てからカルチャーショックを受けたことがたくさんあります。特に、スウェーデン人はルールを守ると言う意志が非常に高い気がします。どの場所でも、交差点を渡ろうとすれば、信号がない場合でも必ず止まってくれます。今まで止まってくれなかったことはありません。日本の場合では、止まってくれないことの方が多いので、非常に驚きました。また、食生活についても大きな違いがあります。スーパーで刺身が売ってあることはまずありません。ICA MAXIというスーパーマッケットには寿司が売ってあることはありますが、基本的にはサーモンの寿司と、日本では見たことないようなアボカド寿司や、よくわからない寿司が売ってあります。また、肉の種類も非常に少ないです。砂肝やカルビだけではなく、鳥のもも肉も置いてないことが多いです。日本の場合だと、胸肉の方が安いと思うのですが、スウェーデンではもも肉の方が若干安めです。さらに、個々の肉はスライスされておらず、牛肉を買おうとすれば、ステーキ並みのサイズで売っています。豚肉を買えば、骨がついており、自分で取り除く必要があります。だから、僕はひき肉しか買ってません。また、私の寮ではヴィーガンが非常に多いです。5人に一人はヴィーガンという感じで、料理を振る舞おうにも、肉が入ってないか確認しないといけないのが、ちょっと面倒くさいです。ヨーロッパにここまでヴィーガンが流行っているとは想像してませんでした。

②暖かくなってきたスウェーデン。

スウェーデンも春の兆しが見えてきました。いまだに全体的には気温が低いですが、ごく稀に日中気温が15度上がる時がありました。その時は外に出て、みんなでコーヒーを飲みながらチルな雰囲気を楽しみました。こうしている間にも帰国の日は迫ってきているんだなと、日本に帰りたい気持ちもありつつ、寂しいなという感情が芽生えてきました。春で驚いた点があるのですが、結構桜がちらほら道中で見える気がします。これが本当に桜なのか確証はありませんが、綺麗な花でした。大学にもサイズは小さいですが、桜がいくつかあるので、お花見みたいなのもできたならと思いました。しかし、夜になれば、暖かかった気温は一気に寒くなります。大体の気温は3度以下です。しかし、寮内は元刑務所なこともあり、部屋のドアも熱く、窓も二重窓で、鉄甲子もあるので、かなり暖かいです。スウェーデンは気温が暖かくなっても、風が異常なくらい強いという問題点があります。正直に言うと、日本の台風より強い時が多々あります。たまに、大学に行く時にも、風が強すぎて、遅刻しそうな時がありました。スウェーデンに天気の良さを求めるのは、もしかしたら、お門違いかもしれません。スウェーデンの夏は体験することはできませんが、春を思いっきり楽しもうと思います。