余暇の過ごし方
私は大学院一年なので、帰国すれば本格的な就職活動が始まることになります。そのため、筆記試験や英語の勉強を日本から持ってきた本でしていたことが多かった気がします。また、ネットで日本のニュースなどを見たりしています。家にテレビもラジオも無いので、もっぱらパソコンとスマホにかじりついています。
土曜日にはセメスターチケットを使って、遠出することもあります。友人に誘われて友人の故郷に行ったりもしました。日曜日はお店なども開いていませんので、空港に散歩に行くか、家で料理するか、勉強するかくらいしか選択肢がありません。
私の場合は、日本では実家で暮らしていたので料理などはあまりしていなかったのですが、ドイツに来てから自分で作らないと日本食を食べれないこともあり、時間をかけて食事を作ることが増えました。
そもそも私自身は留学は就職活動の勉強合宿という風にとらえていたところがあるので、余暇には勉強しようと考えて来ており、余暇を使って殊更ドイツでしかできない何かをしようと思ってはいなかったです。それでもブレーメンの市内は観光地の場所もたくさんあり、スーパーに行っても日本と違うものが売っているので、ちょっと出かければ余暇を充分に楽しむことができて、あまり外交的な性格でもない自分にとってその程度の気持ちでいることがちょうど良かったかなと思います。
ドイツで滞在するために必要な手続きについて
グローバル推進センターや現地の学校のグローバル担当者の方から導入の説明がありますが、ドイツで3か月以上の滞在に必要な各種手続きを簡単に書きます。
まず何はともあれ3か月以上の滞在には滞在許可書(以下ビザと書きます)が必要になります。ビザには住民登録書、大学の在学証明、保険加入の証明(歯科も含む)、パスポート、経済証明が必要でした(年度によって変化します)。
大学の在学証明についてはセメスターチケットと同時に発行されます。この在学証明があることによって現地での銀行口座が開設できます。住民登録書はブレーメン市のシティーセンターで滞在地の大家さんとの契約書、パスポート、自分で記入した書類が必要です。住民登録書はスマートフォンのsim契約時に必要になりますので、何かの契約の際にはパスポートとともに持っていくことお勧めします。
経済証明書については、昨年より変更が行われており、学生は現地の閉鎖口座に月額720ユーロ以上がある証明が必要とのことでしたが、私は日本の自分名義の口座(閉鎖口座でない)の残高英文証明(ドル建て)という規定から外れた内容で、自分で付箋でユーロ建てを書き足した書類でした。
保険についての契約は大学内で設置される仮設の窓口でできるのですが、在学証明や振込や自分の写真を送らないと、きちんとした保険証の発行まで時間がかかりますので、契約の際にビザの発行に使える書類を尋ねておくとよいかもしれせん。
帰国の際に住民登録解除を行わないと、次回のドイツ来訪の際に入国に時間がかかる可能性がありますので、後処理もある程度必要です。ビザ発行におよそ100ユーロと保険料月額100ユーロ×滞在月分はそこそこの金額なので、カードの上限などを考えて基本的に現金として持っていくことをお勧めします。