①この留学を振り返って
この留学で僕は多くの事を学び、沢山の日本にいては絶対できないような経験をしました。留学前後で最も変化があったことは物事の考え方だと思います。具体的には、僕は留学に行く前から海外志向が強く、将来は外国人と働けたり海外で働けたらいいなぁ と漠然と思っていました。しかし今は、将来は絶対海外で働きたいと強く思っています。その主な理由としては2つあり、1つは大きく成長できる環境があるということです。海外で生活するだけでも対応力や問題解決能力はつきますし、違う文化、母語をもつ人と一緒に働いたり何かをすれば、視野が広がったり人間的に大きく成長できます。そして2つ目は刺激です。僕は日本にいた時、毎日が退屈に感じていました。しかし留学に行ってからというもの、退屈に感じることなんてほとんどなく、毎日のように刺激がありました。旅行等ではもちろん、ただ街を散歩するだけでも、友達と話すだけでも、家でだらだらしているだけでも刺激がありました。おそらく家でダラダラしていても刺激を感じていたのは僕以外にも5人住んでいて物音とかがうるさかったからっていうのもありますが、ドイツの文化やドイツ人や他国の人の考え方が住み慣れた日本の文化とは全然違うという感覚が本当にエキサイティングで、生きている意味を見つけたような感覚でした。また行動力という意味でも大きく変わったと思います。日本にいた時は何か新しいことをすれば学びはあるけど、面倒くさいからいいやと行動しない事が多かったのですが、ドイツでは多少面倒くさいと感じても新しいことを進んでするようになりました。それほどまでにこの留学は成長する機会を与えてくれました。
②留学をどのように活かすか
僕は上記のように、この留学を経て将来必ず外国人と一緒に働いたり、海外で働きたいと思うようになりました。今はとりあえず英語を使ったり外国人と関われるアルバイトをしてみたいなと思っています。しかも幸運にも京都の大学に通っていますので、外国人に簡単に会えていい機会が沢山あるなと感じています。そしてこの留学中に自分の性格や、やりたいことを鑑みて、自分の興味のある業界でやりがいのある仕事をしたいと思うようになりました。将来は外資系のゲームメーカーとかが自分の理想の就職先だと考えています。また、もう一度留学に行きたいとも思っていますので、大学生のうちに短期の留学に行ったり、社会人として何年か働いた後、海外にMBAを取りにいくことも視野に入れています。このように、ドイツへの留学が僕の視野を広げ、英語を喋れることが多くの実現可能なチャンスを与えてくれていると考えています。今まではできたらいいなと考えていた海外志向の目標に対して、今は自分ならできるだろうという自信と具体的な道標があります。日本に帰ってきてからも、英語力や人間性、教養を高めて行き、ただ留学に行った人ではなく留学をきっかけにこの先も大きく成長できる人になりたいです。
ドイツ北部にある綺麗なお城 シュヴェリーン城
お世話になったドイツ北部最大の都市ハンブルクの駅