【環境について】

　このテーマでは私のフィンランドでの住居について書こうと思います。私の通うユヴァスキュラ応用科学大学では大学が所有している寮はないのですが、その代わりにKOASという企業が運営するマンション内に大学が確保している部屋があり、現在はそこに住んでいます。マンションには一般の方も住まれていますが、留学生やJAMKの学生も多く住んでおりすぐに同じ大学に通う友達をつくることができました。

　私の住む場所はmyllyjarviというところで、大学まではバスで20分程度です。バスは一時間に2本しかないため大学で授業まで待つこともありますが、大学内には待てる場所がたくさんあるためそこで自習などをして待っています。

　住居の話に戻りますが、建物内にはそれぞれサウナが付いており、貸し切りで使うこともできます。サウナルームからの眺めもよく、また9月とはいえフィンランドではかなり冷え込んできたため、私は毎週お世話になっています。日本のように水風呂はついていないですが、ベランダに出て涼むこともできるためサウナ好きにはたまらないと思います。

　借りている部屋についてですが、個室付きで三人でキッチンとシャワーとトイレ共有の部屋です。きちんと個室に鍵もついており安全性は確保されています。しかしこの鍵がかなり厄介で、オートロック式なのですが、もし鍵を部屋の中においたまま外に出て扉を締めてしまうと解錠してもらうために管理する会社に連絡をしなければなりません。しかもお金がかかります。私は初日にやってしまい、しかも営業時間外だったため４５ユーロもかかりました。かなり痛い目を見たためそれ以降は慎重になりましたが、フィンランド留学で一番の失敗になりそうです。

【イベントについて】

　ユヴァスキュラ応用科学大学にはJAMKOという組織があり、毎週たくさんのイベントを開いています。私がこれまでに行ったイベントは、ランダムで組まれたチームで街を歩きまわってJAMKOが用意したゲームをクリアするものやフィンランド式のサウナを体験するもの、森の中に入ってみんなで炎を囲んでソーセージを食べるなど本当に様々です。

　私はあまり積極的に話しかけに行ったりできなかったのですが、チューターの方や他の学生たちはとても友好的でイベントを通してたくさんの友達を作ることができました。そこでは日本に関心を持った人たちにたくさん出会えました。アニメや漫画だけでなく歌手であったり俳優であったり、ときには日本語を喋る子もいてとても嬉しく感じました。

　また、街全体でのイベントも多くあります。週末にはマーケットが開催されていたりパレードがあったり、またなぜか水曜日にお酒を飲むイベントがあったりとかなり充実しています。私は９月３０日と１０月１日にユヴァスキュラで開催されるサウナのイベントに参加する予定です。また機会があればマンスリーレポートにその時のことを書けたらと思います。