グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キエフ大学
2012年9月号 文学部 Y.H

・授業紹介②

9月から新学期に入り、新たな他大学からの留学生も多く入ってきました。初日に日本人や韓国人の生徒が集められ、先生の前で自己紹介をしました。この自己紹介でロシア語のレベルを測り、クラス分けをされました。ロシア語のクラスはС-1からС-5までがあり、С-4以上のクラスはかなり難しい内容になるそうです。

授業は時々変更がありますが、大体1日2コマで週に10コマほどです。夏休み前はEURO2012の影響で土曜日にも授業がありましたが、今期は基本的に月曜日から金曜日までとなっています。また、今期もロシア語の授業は基本的に午後からのようです。前期よりクラスが上がったので、内容も難しくなりました。先生の話し方もはやいので大変ですが、なんとかついて行っています。

 

・治安、危険を感じたこと、トラブル等について

ウクライナにはネオナチやスキンヘッドと呼ばれる外国人を毛嫌いする若者の集団の存在があり、渡航前から治安が悪いだろうと警戒していたのですが、実際には心配していたほどではないと感じました。今のところ、これといったトラブルに巻き込まれたことはなく、身の危険を感じたことはありません。しかし、他大学からの日本人留学生が殴られたという話も聞いているので、安全と言い切ることもできません。私自身は今まで見かけたことはないのですが、前述のスキンヘッドもごく普通に町中で見かけることもあるらしく、いつ遭遇してもおかしくありません。つい最近、アジア人が襲われる事件もあったそうです。

また、キエフには警察官が非常に多いようで、どこに行っても制服姿の警察官に出くわします。そして残念なことですが、警察官による恐喝事件も発生していると聞きました。外国人にパスポートの提示を求め、それから不当な言い掛かりをつけて金銭を要求することがあるそうです。これに関しても、私はまだそういった場面に出くわしたことはないのですが、これからも注意していきます。こういう場合の対処法や、他の外国人を狙った事件の情報、安全対策など、外務省のホームページの安全の手引きに詳しく書かれているので、読んでおくことをおすすめします。

夜間に出歩かないこと、目立つ格好をしないことなどの危機管理に気をつけていることもあって、今のところ何事もなく過ごせているのだと思います。このままトラブルに遭うことなく留学を終えたいです。

 

・日本語弁論大会について

9月22日、私はキエフ国立言語大学で行われた日本語の弁論大会を見に行きました。今回はこの弁論大会について紹介します。これは10月にモスクワで行われる国際学生日本語弁論大会のウクライナ国内代表選考会という形で行われます。発表者は日本語を勉強する学生20人で、キエフ大学の日本語学科の学生はもちろん、キエフのみならずウクライナの様々な都市の大学からも出場していました。内容は、発表者がそれぞれ自分で考えたテーマで5分間ほど日本語のスピーチをし、その後、そのスピーチに沿って出された質問に対し日本語で答える、というものです。それぞれまったく異なるテーマで、とても面白いものでした。また、各学校でも出場のための審査のようなものがあったらしく、それを勝ち抜いた学生たちということもあってか、とても日本語の上手な人ばかりでした。そしてこれほど多くの学生が日本語を勉強しているのだと事実にただ感心しました。日本語が好きだと言う学生もいて、日本人としてそれはとても嬉しいことだと思いました。私も、ロシア語とはまた違ったウクライナ語も面白いものだと思っています。ロシア語の勉強に四苦八苦している私にはまだまだ大変ですが、ウクライナ語も少しずつでも身につけて行きたいです。