グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ロイファナ大学リューネブルク校
2015年11月号 理工学部 K.U

<カルチャーショックについて>

ドイツに来て最も驚いたものは鉄道のシステムである。基本的には券売機で切符を買って乗車することは日本と同じである。しかしドイツの駅には自動改札機が存在しない。ドイツの切符確認方法は自動改札機ではなく乗務員が車内で切符を確認しに回ってくる。これはローカル線、高速鉄道や地下鉄などすべての鉄道でそのようなシステムになっている。しかし驚いたのはこのシステムではなく、乗務員が切符確認をしないことが度々あることである。例えば私は土曜日にハンブルクへ行くために鉄道をよく使う。このとき休日のため車内は非常に混み合うので、乗務員は切符確認を行うことはまずない。逆に夕方や夜にハンブルクから帰るときはそれほど人が多いわけではないので乗務員は切符確認をしに回ってくることが多い。またハンブルク市内の移動はSバーンとUバーンを使うことになるのだが、こちらでは一度も切符確認を行っている様子を見たことはない。このようなシステムでは無賃乗車をするような輩が出てくる可能性もあるし、これはシステムとして欠陥ではないのかと思った。ちなみに無賃乗車をしようものなら、その行為が乗務員に明るみになったときは40〜50ユーロほどの高額な罰金を払わなければいけない。しかし私はまだ実際に捕まっている人は見たことないのでドイツではこのシステムがうまくはまっているのだろうと思えてきた。

 

<治安、危機を感じたこと、トラブルについて>

私は10月の末にロイファナ大学主催の留学生向けベルリン旅行に参加した。ベルリンでは添乗員の案内に従い他国から来ている大勢の留学生と共に街を歩いていた。周りから見れば観光客だということが一目でわかっただろう。途中昼食のために休憩を挟んだとき会計をしようと私はカバンを見たのだがなぜかチャックが開いていた。不安になりカバンの中身を確認してみると案の定財布が無くなっていた。最初はどこかで落としたのかもしれないと思ったが、カバンのチャックは閉まっていたはずである上に財布しか無くなっていなかったのでスリに遭ったのだいう結論に至った。このときはドイツに来てから二ヶ月ほどが経とうとしており、これまで何事もなく過ごせてきたので私は完全に気が緩んでいた。この事件以降私は日本ではなく海外に住んでいるのだいうことを強く意識しなおすことにした。また注意するべきは上記のような軽犯罪だけではない。現在ヨーロッパはフランスのテロなどもあり決して安全な地域とは言えない。ドイツでも非常に多くの移民を受け入れているのでこれから先はどうなるかわからない。またドイツはこの時期はどこの街もクリスマスマーケットが開かれているので人の出入りが激しくなっている。今後都心部などでは自らの行動に細心の注意を払うことが必要になるだろう。