1. 試験について
私はこの留学には研究科の学生として訪れたので単位認定をするつもりはなかった。授業も随意科目である英語のみ受講していた。なので試験についてはオリエンテーション時のドイツ語のクラス分け試験についてしかわからない。
また、内容は文章内の単語を適切なものに変更する、文章を作成するなどだった。当時はドイツ語の知識を全く持っておらずどういった法則で変更すればいいか、どのように文章を作成すればいいかがわからず答えることができなかった。その後授業を受けてドイツ語では名詞にも性がありそれに応じて変化すると知った。人の名前などならば分類しやすいがそれ以外のものの分類が非常に難しかった。さらに名詞の性に応じて冠詞なども変化する。試験ではその冠詞を適切な形に直し記入する問題もあった。また、以前ドイツ語の文の構成は英語に似ていると言われたが、確かに、単語や文の構成が似ていると感じられる部分がいくつかあった。
2. 現地の学生、友人について
ロイファナ大学では私たちと同年代の学生はもちろん、私たちよりも年が一回り大きい人たちも学生として授業を受けていた。なので、教師かと思っていた方が学生だったということが何回かあった。私がこちらで知り合った日本人女性はドイツに住み、子供を育てながらロイファナ大学に通い授業を受けていた。その方とは私の友人の知り合いを介して知り合った。彼女は受けている授業ででてきた計算式がわからず困っていたらしくわかる方を探していたらしい。彼女が受けていた授業は私は受けておらず、内容は私の部門と違っており多少教えることはできたが、私もわからないところが多く、完全に教えることが出来なかった。
また、下宿先では友人たちとゲームやビールを飲みながら会話をした。彼らは私と同じゲームをしていたこともあり、そのことについて話をしたりした。時には供に料理を作る時もあった。彼らはタバコもよく吸うが、皆日本で売られているようなタバコではなく手巻で作るタバコを吸っていた。彼らによると手巻のタバコの方が安く済むかららしい。
また、彼らの中には日本のマンガやアニメなどを知っている人もいた。私は日本から土産としてアニメキャラクターのキーホルダーを持っていき、彼らに渡した。その後私が説明する前に何のキャラクターか気付く人もおり、他の人も私が説明するとすぐに理解してくれる人も多くいた。中にはネットに配信している日本のアニメを見ているという人もいた。
ドイツに来てから知り合った日本と香港の友人とはハイデパークという遊園地に行ったりドイツの寿司屋へ行った。