Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ロイファナ大学リューネブルク校
2016年9月号 理工学部 Y.F

1 この留学を振り返って

私はこの留学を通して多くの人たちに助けられて過ごしているのだと改めて実感した。私が初めての外国での生活に不安を覚え、苦しんでいる時、日本の家族や友人、大学の方々に励ましていただき、それが励みとなった。また、ドイツでは今年、ライプツィヒでRoboCup2016と呼ばれる大会が行われた。ロイファナ大学と龍谷大学はどちらもこの大会に出場し、龍谷大学は私の所属する研究室が代表で出場している。

なので、私はその大会に出場する方々に付いて行かせてもらうことでその大会を見学しに行った。そして研究室の仲間たちと久しぶりに再会することができた。久しぶりに研究室の仲間たちと話すことができたことも嬉しかったが彼らに直接面と向かって励ましてもらえたことが何よりも嬉しかった。家族には逐一電話を掛けていただき「何か必要なものはないか」、「困ったことはないか」と言ってとても心配してくれていた。

また、日本の人々はもちろん、ドイツの方々も私を多くの場面で手助けしてくれた。日本に留学し、私たちの研究室に配属していた学生は、私と旅行へ行く際、私が電車の乗り継ぎを正しくできるか心配しているのを知ると、自分の進路とは逆方向である私の最寄りの駅まで迎えに来てくれたルームメイトの方々は私がドイツでの洗濯などの家事の方法がわからないときに丁寧に教えてくれ、書類などでわからないことがあれば一緒になって考えて、解決方法や代替案をだしてくれるなど、彼らにも様々な場面で助けられた。

これらを通して私は自分がどれだけ恵まれているのかと感じた。

 

2 帰国後どう留学経験を活かす予定か

私の研究室には現在、留学生がドイツから来ている。私は今回の留学経験を活かすために、彼の手助けをしていきたいと考えている。私がドイツで多くのことで困っていたように、彼も日本へ来てわからないことや、困ることが多くあると思う。そんな時私が進んで手助けしていければと考えている。そして、彼の研究の方でも手助けしていきたい。他の人との共同で研究をするのならばその共同研究者に任せるがそれでも手伝えるところではすすんで手伝っていきたいと思っている。また、今回の留学中、多くの人からの連絡やメールに対しての返事を行わなかったり、遅れたりした。なので、このことを反省し、帰国後は連絡は早急に行うことを心掛けていきたいとも考えている。

また、生活面では、自分で料理を作っていこうとも考えた。留学前はほとんど料理をしたことがなく、留学中はネットで調べながら作っていた。だが、徐々に作るたびに調べるのが億劫になり、次第に肉を焼き、生野菜を付け合わせとして乗せるだけの料理やパスタと既製品ソースを茹でるだけのようなものしか作らなくなった。なので、ドイツの食べ物を十分に堪能できなかったのではないかと思う。この経験から自分の力だけで料理が作れるようになり、ドイツ料理も作れたらと考えている。