Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ミドルセックス大学
2016年10月号 国際学部 M.H

①オリエンテーションについて

9月19日に空港でピックアップサービスがあり、留学生は大体この日にやってきます。空港から学校まではバスで送迎してくれるので、初めての海外でも来て早々道に迷うことはありません。

そして、ついてから2週間は長いオリエンテーション期間があり、様々なイベントが開催されます。イベントには無料・有料、予約が必要なもの・必要でないものがあり、予約はすぐにいっぱいになるので、事前にチェックしなければなりません。オリエンテーション初日には、初めのあいさつや様々な登録に長い時間待たされたので、その間に歩き回って声をかけられそうな人に声をかけに行きました。そこで出会った友達と、その後のイベントに参加したり街に遊びに出かけたりしているので、今ではこの行動がかなり功をなしたと思っています。

イベントの中でも私が一番楽しかったものは、British Tea Partyです。イギリスの料理は噂通りまずくてあまり食べられない生活が続いていましたが、ここで出されたスイーツはとてもおいしかったです。そして、イベントのあいさつに、シェイクスピアが現れました。とてもロンドンを感じることができたイベントでした。

 

②環境について

ミドルセックス大学は、ロンドン中心部まで電車で40分程度と、とても良い立地にあります。これが、私がこの大学を選んだ理由の一つでもあります。また、わたしの住むIvy Hallは、学校までバスで30分と少し遠い所にありますが、ロンドン中心部へは一番近い寮です。

寮は複数の棟に分かれており、私の住む7棟は、1階は男子、2階は女子の部屋で、十数名でキッチンをシェアしています。キッチンは少し狭いと感じますが、その分行くと必ず誰かに出会うことができます。わたしは料理が苦手で、ここでの生活に不安がありました。しかしお隣の中国人が気にかけてくれ、料理を教えてくれています。ありがたい限りです。 また、近くには様々な食料品店や雑貨店が並んでいるので、買い物には困りません。店員さんたちはフレンドリーでよく話しかけてくれるので、英語の勉強にもなります。

次に大学のサービスについてですが、LETというものがあります。このサービスを通して、自分の専攻する授業以外の授業を取ることができます。これは、授業で使われるacademicなスキルを学ぶことができる授業で、レポートの書き方やプレゼンの仕方など、様々な種類のものを開講しています。私の選んだEnglish Languageの学部は、授業数が週に4回と少ないですが、授業はほぼdiscussion中心のクラスです。留学していきなり学部の授業に入るのは不安でしたが、LETでは予約をすれば毎日でも授業を受けることが可能なので、なるべく参加していこうと思います。

 

最後に…。ここにきて一カ月がたちました。先日、ロンドン中心部のチャイナタウンにて、財布を盗まれました。ロンドンにきてから多くの人が親切にしてくれたので失念していました。ロンドンには様々な人がいます。自分は外国にいて、自分の身は自分で守らなければならないということを学びました。龍谷大学でも注意喚起を行っていましたが、自分は財布を分けて持たずに、パスポートなどもすべて一つの財布の中にしまっていたので、現在再発行の手続きなどかなり面倒くさいことになっています。しかし財布だけで済んだのでよかったと思い、ポジティブに生きています。みなさん、注意喚起されたことはしっかり実行し、くれぐれも気を付けましょう。