Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ミドルセックス大学
2022年2月号 国際学部 S.F

試験について

基本はエッセイとプレゼンテーションで評価されます。エッセイは個人の課題として出され、プレゼンテーションは基本グループワークになります。もう一つ言語の科目(スペイン語やフランス語)では語学なのでスピーキングやライティングのテストが行われます。今回のセメスターの科目はより実践的で、グループワークが多いと感じます。ある科目の中にはField tripが含まれており、イギリスの南部へ行きグループを組んで情報収集などをしてそれをまとめてプレゼンをするという課題があります。それだけでなく学校が用意したツアーに参加したりと観光業について触れられる機会がたくさん設けられていて魅力的です。他の科目では、実際にある観光業で起業されている方の話を聞き、その会社を私たちがどのように差別化し、向上させられるかをコンサルティングするという課題があります。これもグループで行い、毎週出されるタスクをこなし、最終的に大きな一つのプレゼンを作ってその会社に発表をします。そして同時進行で個人の課題も出されます。これは大きな課題ではありませんが、二つの課題を先生が話すので混乱している生徒もいました。小さなタスクとはいえ、課題が重なると大変です。しかし、段階を踏んで課題を完成させていくという形なので、過程が見えてわかりやすいのはいい点だと思います。

 

ロンドンでの日本文化について

ロンドンは多文化で様々な国のレストランやお店があり、日本のものもたくさんあります。その中で、私がロンドンで感じた日本について書きたいと思います。まず、日本食です。ラーメン屋や寿司はもちろん、どんぶりやカレーなど数多くの日本料理店があります。実際に寿司とラーメンを食べてみました。値段は高いですがとても美味しいです。店内も他の国の料理屋とは違った落ち着いた雰囲気があり、居心地が良かったです。寿司は巻き寿司のご飯と海苔が逆に巻かれているものや、オニオンフライのふりかけみたいなものが寿司の上にかかっていたりと、少し海外向けにアレンジされた形のものがありますが、味は日本だと思います。食べ物以外にもカラオケがあったり、美術館に行けば日本の展示品が見れたり日本語の服や雑貨も見つけることができます。少し違いがあるなと感じますが、これが海外から見えている日本かぁと思うと興味深いですね。私のクラスメイトやルームメイトにも、日本に興味がある人がいます。ミドルセックス大学には日本人がほとんどおらず、アニメソサエティはあっても日本全体のではないので少し寂しかったですが、日本のことに興味を持ってくれている人が思っているよりもいたので驚きました。日本語を学びたいと言う人もいたので、今日本語を教えています。その中で、お互いの文化や言語の違いなどをシェアすることで新しい見え方を得れたり、日本を見直すことができます。これから残りの時間も日本文化に誇りを持ちつつ、色々な国に興味を持って学んでいきたいと思います。

もうロンドンでは桜が咲き始めています。
天気が良い日も多くなってきて春が近づいていると感じます

🌸