カルチャーショックについて ※多文化なのでイギリス文化とは限りません
文化については良い点も悪い点も含めてたくさんありました。まず、悪い点から述べたいと思います。全体的に言えることはみんな周りのことを気にせずに好き勝手する、自由という点です。例えばスーパーでは売り物が散らかっていたり、卵が割れているなどひどい状況の時が多々ありました。丁寧にものを扱わない客も悪いですが、それを放っておく定員にもびっくりしました。他にもレジに長い行列ができていてもお客さんとゆっくり話している定員や、スーパーの入り口にいる警備員がタバコを吸ったりご飯を食べながら警備しているなどと本当に自由だなと思いました。それを誰も気にしないし怒る人もいないので、周りの目を気にするという感覚がないのかなと思いました。(笑)これはスーパーだけではなくいろんな公共機関に当てはまります。電車でも誰が置いていったかわからない新聞紙を手に取り読み出し、電車を降りるときにはまた椅子に戻して行くということも日常茶飯事みたいです。よく捉えれば、周りの目を気にせずにストレスがないと思いますが、行き過ぎには注意かなと思いました。でもいいカルチャーショックもありました。何事にも年齢にとらわれない。ということです。これは学生に関しても、仕事をしている社会人に関しても当てはまります。海外にはそのような考えがあると知ってはいましたが、人に出会う中で実感しました。様々な年齢やバックグラウンドを持った人たちが大学で勉強をしたり、働いている先生やお年寄りの方でも無邪気に遊んだり自由時間を謳歌していました。何歳でも自分の夢を追い続ける姿勢を見て私の持っていた固定概念が少し崩れたように感じました。
本当にイギリス人ってティー飲むの?
ここでは私が日本でイメージしていたイギリス人と実際に見たイギリス人について書きたいと思います。留学前はイギリスといえばフィッシュ&チップス、紅茶、紳士、貴族というワードが頭の中にありました。まずこれらについては当てはまります。たくさんフィッシュ&チップスの店があります。(特に海辺)私の聞いた限りでは紅茶をたくさん飲む人が多かったです。いろんな種類のお茶をストックして楽しんでいました。国民性についてもこれはヨーロッパを旅行して気付きましたが陽気なスペイン人やイタリア人に比べると静かで控えめな人が多いと感じます。とてもフレンドリーに優しく接してくれる感じとは違って少し日本と似た遠慮や配慮の心があるなと思いました。言い合いなどの喧嘩も避けたいイギリス人は自分が悪くなくてもとりあえず謝っておくという考えもあるみたいです。貴族についてですが、ロンドンは上級層の人がいておしゃれに着飾っているイメージがありました。ロンドンに行くときはおしゃれをしなければいけないとも聞いていたのでビクビクしていましたが、実際そんなところばかりではないです。お金持ちが住んでいるエリアではそうですが、買い物街やレストラン街などは特に目立ってしまうみたいな感覚はなかったです。留学生や若者が多いせいかカジュアルな感じでした。スケートボードやスクーターに乗っている人も多く活気があります。イギリス人だけを見てみるとお淑やかなイメージはありますが、街中はいろんな文化が混ざっています。
イギリスは料理がまずいとも言われますが、そんなこと全くないです。ヨーロッパの料理を食べてみるとイタリアとかフランス料理に比べて薄味なのでそう言われるのかなと気づきました。薄味が好きな人にはぴったりだと思います。