Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ミドルセックス大学
2024年3月号 国際学部 E.O

① カルチャーショックについて

イギリスでの生活を通して、いくつか日本との大きなちがいに出会いました。

・信号を守らない人が多い

イギリスでは歩行者が信号無視することが法律で規制されておらず、車がいないタイミングを計らって、よく赤信号で道路を横断している人を見かけます。また、横断歩道が少ない代わりに、幅の広い道路の真ん中には歩行者が車を待てるスペースがあり、道路を半分ずつ渡って行くことが多いです。

・公共交通機関でのペット

バスや電車などの公共交通機関ではペットを連れている人がいますが、そのペットたちは籠やケースなどには入れられておらず、そのまま飼い主と一緒に乗っています。ペットも吠えたりせず、おとなしく過ごしています。

・歩きたばこが多い

日本では喫煙スペースがあり、歩きながら煙草を吸っている人をあまり見かけませんが、ロンドンでは、歩きたばこが多い印象があります。甘い匂いの煙草や時々、マリファナの匂いもします。

・アクセントの種類が多い

私はイギリスに来る前はイギリスのアクセントをアメリカ英語や他の国のアクセントと比較して捉えていましたが、留学で様々なアクセントに出会い、イギリス内でも多種多様なアクセントがあることを実感しました。イギリス人の中でもそれぞれのアクセントに特徴があり、理解することが非常に難しいアクセントもありました。

・ペットにリードが付けられていない          

公園ではよく犬の散歩をしている人を見かけますが、半分くらいの人は犬にリードをつけていません。電車やバスの中ではリードが付けられている状態が多いですが、公園の中では、飼い主の前後を犬が自由に歩き回っているという感じです。たまに、犬がひとりで先に進んでしまったり、逆に、飼い主が進んでいる中で犬が立ち止まっている光景も見ます。ゆえに、行方不明のペットを探しているポスターも見かけます。

これらはイギリスに来る前に持っていたイメージと大きく異なると感じました。

 

②ロンドンの春

ロンドンでは二月終わりから桜が咲き始め、三月にはロンドン市内の至る所で桜を見ることができました。私はSwiss Cottageにある桜並木を見に行きました。日本の桜と大きな変化はなく、観光客も多くて、日本のお花見のような雰囲気でした。天気においては、晴れの日は若干増えたものの、一日の中で晴れと雨が繰り返されることが多く、晴れていても5分後には急に強い雨が降り、またその5分後には晴れることが多いです。そのため、天気予報が当てにならないです。3月31日からサマータイムが始まり、一気に日が暮れる時間が伸びました。しかし、気温の変化は日によって大きく異なり、半袖で過ごせそうな日もあれば、ダウンが必要な気温の日もあり、バラバラです。虫も出始め、雨が降る前日に沸くコバエのような虫の群れを多く見かけるようになりました。しかし、冬に比べて圧倒的に過ごしやすくなってきたので気持ちも明るくなっているように感じます。