Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ノード大学
2023年12月号 国際学部 N.F

今回は、日本から持ってきてよかったものとあまり必要ないなと感じたものについて、体験談も踏まえつつ紹介します。

<日本から持ってきてよかった物>
最初に結論として、ノルウェーは食品、日用品に関わらず価格が日本より高いため、キャリーケースに入る分色んなものを持ってくることをオススメします。(ハンガー、洗濯ネット、スリッパ、ビタミン系などのサプリなど色々。)日本よりお金はかかってしまいますが、ほとんどのものは、手に入れることができます。

まずは、「防寒具」についてです。
普通のヒートテックと超極暖のヒートテック、厚手の靴下、ニット帽、手袋、ネックウォーマーは必須です。ニット帽を着けていないと耳が、手袋をしていないと手が寒いというよりとても痛いというレベルの寒さです。顔がどうしても痛いので、最近ネックウォーマーを使って顔を覆いたいなと思いながら、まだ買っていません。ニット帽は、ノルウェーの国旗が入ったものをお店で見つけて可愛いくて気に入ったので、毎日愛用しています。
最近は天気がよく空気が澄んでいてとてもきもちいいです。この大学の地域は、8月でも長袖で私は8月後半にはもう薄手のニットを着ていました。最近の気温は-4℃から-10℃ほどです。

あとダウンジャケットについてですが、日本で防水のものを買っていきました。丈が出来るだけ長く、フード付きの首がしっかり閉まるものがいいと思います。そして、ここは雪が降るとあまり傘をさすという文化が無いので、防水のものがおすすめです。ノルウェーにきて1ヶ月ぐらいの時に、無料で洋服や上着、靴、カバンなど好きなだけ持って帰っていいよという謎のイベントがあり、そこに参加した時に自分の持参したものより丈が長めのダウンジャケットを2つもゲットしたので、私はそっちを愛用しています。

 

続いて、「食」についてです。
1 ラップ
まず、ラップを持ってきてよかったなと思いました。ノルウェーのラップは、とても切れ味が良くないのに加え、電子レンジで温めたら有害物質が出てしまうため、お皿に移し変えてから温める必要があります。切れ味が悪いのは、毎回ストレスに感じてしまいます。物価が高いため外食する機会が少なく、自炊をする事が多いので、まとめて1週間分お米を炊いたり、おかずを作り置きすることがほとんどです。なので、ジップロック、タッパーなどの保存する時に使用するものがあるととても便利かなと思います。

2 調味料
結論食品系は入る分持ってくるべきです。アジアンスーパーも近くに2つほどありますが、とても高くてなかなか手が届かないです。そして、日本の商品が少ないです。私は、プチッと鍋やほんだし、カレーやシチューのルー、白だし、味噌、マヨネーズなど持ってきましたが、私は日本食が大好きなので持ってきて良かったなと思います。抹茶パウダーやきな粉、もち米の粉や米が日本のものより美味しく無いので(全然食べれますが)お茶漬けのもとやふりかけ、海苔などももってきたらよかったなと思っています。日本の調味料をいっぱい持ってくれば、留学生の子達とパーティーをするときに、手軽に日本食を作ることができるので、食をもとに会話を広げたり仲良くなるためにも必要かなと感じています。

 

続いて、「日用品」についてです。
1 歯ブラシ
YouTubeで海外の歯ブラシは大きいから多めに持ってくるべきという情報を知り、歯ブラシを私は多めに持ってきました。こちらに売っているのはたしかに大きめが多いし、値段も高いので、あまり歯ブラシはかさばらないと思うので、多めに持ってきたらいいかなと思います。

2 スリッパ、体育館シューズ
自分の部屋とキッチンを行き来する時に、靴を毎回履いたりぬいだりするのが面倒なので、スリッパはあると便利かなと思います。また、大学のスポーツイベントやジムに通う可能性もあるので、体育館シューズがあると参加しやすいと思います。私は、イベントで体育館シューズを頂いたので、ジムに通う時に愛用してました。ノルウェーでは、冬場の日照時間がとても短いので、みんなジムに通って体を動かすことを大事にしてるなと感じました。どの時間帯に行っても、いろんな年代の人達が体を動かしていました。

3水着
学校の近くのジムの中にあるプールは大学管理のものらしいので、お金を払わずに泳ぐことができ、またサウナの文化も盛んで、夏は湖で泳いだりするので、水着はこのような体験がしたいのであれば必要です!よくみんながサウナに行くと言って通っているので、きっと行きたくなるはずです!持ってきたほうがいいかなと個人的には思います。

 

<あまり必要なかった物>
1洋服
洋服もセカンドハンドなどを上手く活用したり、セールをしている時にショッピングセンターに行くと比較的安価に手に入れることができます。そしてなにより、先程も述べましたが、無料で洋服、靴、靴下、手袋などが貰えるイベントがあります。私は2回そのイベントに参加しました。1回目は、ダウンジャケット2つと、ニット2つ、体育館シューズをゲットしました。2回目は、ニットを3つと手編みの手袋と靴下をいくつかゲットしました。洋服は、ヒートテックさえ持ってきてたらどうにかなるなというのが現時点での感想です。

2ビタミンD
冬場は太陽が全然でなくて、最近は1日2時間ちょっとしか太陽が登っていません。鬱になりやすいので、ビタミンDが必須です。ですが、近所のスーパーやNormal、薬局など至る所に売っているので、日本から必ず持ってくるべきではないかなと思います。ちなみに、ノルウェーの子に11月の初め頃から摂取した方がいいよと言われたので、私はそこから毎日飲んでいます。それでも、やはりお家に1人でいる日などは鬱っぽくなってしまうので、とにかく人と会うこと、話すことが大事だなと思っています。

日本にいるときと大きく食生活が変化したり、過ごす環境の変化も大きいので、口内炎や肌荒れが酷くなりました。毎日ビタミンDだけでなく、他のビタミンやミネラルを摂取しています。

<年越しについて>
年越しは、ノルウェーの友達はみんな実家に帰ってしまい、ヨーロッパからの学生もほとんど帰省してしまいました。残っている学生10数名ほどで集まって年越しパーティーをしました。みんなでご飯を食べて、年越しぴったりの時間には、近くの山に登り、花火を見ました。ノルウェーの年越しの瞬間には、各家庭が花火をあげていて、町中が花火でいっぱいになります。山の上からみたので街が一望できてとても綺麗でした。写真も動画も沢山撮りたかったですが、寒すぎて手の感覚があまりなく、少ししか撮れませんでした。年越しをした後は、部屋に戻るといきなりダンスが始まり、みんなでたくさん踊りました。ここに来て気づいたのですが、みんなダンスがとても上手です。曲に合わせて体を動かすことが上手いなあと思い真似していつも踊りますが、全然上達していません。

 

年越しパーティーの様子

山上から見た花火(綺麗さがあまり伝わらないことが悔しいです、、、)