①環境について
学生寮
私は大学から徒歩10分以内、近くのスーパーから徒歩5分以内のVogeliuswegと呼ばれる学生寮に住んでいます。渡航前に1人部屋、2人部屋、4人部屋と選べ、1番安い4人部屋(月365ユーロ)を選びました。個室にはクローゼット、机、椅子、ベット、窓があり、共有スペースにはキッチン、ユニットバス、トイレがあります。バス停にも近くて住みやすいです。 懸念点は洗濯機の数が少なく、壊れやすいことです。また、私が住んでいる寮は古い為か、水周りが壊れやすいです。なにか不具合があれば、建物no.18の地下にいるHausmeisterに事情を説明すれば直して貰えます。1人は英語を話せますが、もう1人はドイツ語しか話せません。身振り手振りで必死に伝えれば、何とか伝わりますので気合いで頑張れば大丈夫です。
キャンパス
メインキャンパスは迷路も同然です。建物ごとにアルファベットの名前がありますが、階数表記も日本と異なるため教室を探すのも一苦労です。講義教室がJ4.209の場合、建物Jの4階209室です。ヨーロッパでは1階は0階と表記されますので注意が必要です。初回授業が始まる前に、Paderborn Universityと検索すると出てくるアプリで校内マップを表示し、学内探検することをお勧めします。
町並み
パーダーボルンは小さく、とても穏やかな街です。どこに行ってもヨーロッパの美しい街並みを堪能できますが、売られている服等は年齢層高めです。留学2ヶ月目に入りましたが、危険な目にあったことは1度もありません。
②ドイツの電車(Deutsche Bahn 通称DB)について
日本の電車に比べるとDBはとても遅延します。特に金曜日〜日曜日は時間通りに来たことがありませんし、運行をよくキャンセルされます。何かが起こると、頻繁にプラットフォームが変わったり、乗っている電車の行き先変更も多々起きたりします。その為DBアプリや放送、電光掲示板の随時チェックを欠かさず行います。場所によっては放送がドイツ語だけの場合がある為、理解できない時は直ぐに周りの人に尋ねることが大事です。
パーダーボルン大学の学生は、学費とは別に学期料をを必ず支払わなければなりません。その際にセメスターチケットを貰えます。それがあれば、電車(新幹線や特急、1等席は除く)、トラム、コンセント付きのバス等が特定のエリアで乗り放題(以下の写真)になります。9ユーロ程で毎月アップグレードができ、乗り放題エリアを拡大することもできます。交通機関に乗車する際にチケットを見せる必要はありませんが、確認が必要な場合は速やかにPDF提示をします。写真だと罰金を課せられる場合がありますので、お勧めはWiFi不要で使えるASTAアプリにチケットを保存しておくことです。また、パスポートや学生証を求められる時もあります。
新幹線や特急はICE、ICと呼び別料金がかかります。駅の機会でチケットも買えますが、値上がり防止の為アプリで前もって買うことをお勧めします。席指定も別途料金がかかりますが、予約されていない席に座れば問題はありません。