Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2020年3月号 国際学部 T.H

余暇の過ごし方

私の時間割は基本的に、6時までの授業が月曜日から木曜日まであります。友達の中には金曜日まで授業がある人もいましたが、私は金曜日に授業がなく休みとなっていました。

週末の過ごし方としてはだいたい3つあります。

一つはフラットメートと食料品を買いに行くことです。私のフラットでは毎週同額お金を出しあってそのお金で食料品を買っていました。毎週約20ユーロほどを4人が出すので基本80ユーロで買い物をします。そのためフラット内の食べ物は基本的に何でも食べてよく、誰かが一度にみんなの分を料理することが多かったので食費も少なくて済みました。また、一緒に買い出しに行く理由の一つに、スーパーまでの距離があります。近所のコンビニのような店を除くと、スーパーは徒歩30分の場所にしかなく、一人で買い出しに行くと荷物が多いのでとても大変なうえに車などだれももっていないため毎回みんなで行くようになりました。

もう一つは部活動です。私はバレーボール部に入っており、毎週土曜日の夕方はバレーボールをしに行きます。基本的にはとても自由な部活なので、毎回来るメンバーも様々だったり、新しい人に出会う場としてはスポーツを通すことで仲良くなりやすいので最適でした。試合などイベントごともあったので、過ごしていて楽しかったです。

最後に旅行です。週末三連休だったこともあり、週末を用いてアイルランド内を旅行することが何度かありました。コーク内や近場を散策するだけでも楽しいのですが、友人と同じ部屋で寝泊まりすることはそれだけでも楽しかったです。

 

 

コロナウイルスでの影響

今回の留学は5月末までの予定でしたが、コロナウイルスの影響で3月末までと短縮され帰国してきました。

アイルランドでの状態としては日本よりウイルスが広まるのが遅く、はじめは日本やイタリアでも流行ってるみたいだね、警戒しないといけないねといった感じでした。それがアイルランドにも上陸、始めはダブリンで1名のみでしたが数日後コークでも感染者がでたと報道され、ついに自分たちの周りにもきたという実感がそこでわきました。少し人数が増えてきたころ、セントパトリックスデーがコークでは今年は中止となり、同時に大学も閉鎖するという噂がたちました。学校中みんなが混乱の中、数日後学校閉鎖の公式な伝達が届き休校、オンラインでの授業に移行となりました。この時点では私は、学期末まで待てば収まるのではないかと信じていた部分もあり、テストがオフラインで実施されるかもしれないこともあったので、5月まで予定どおり滞在するつもりでいました。しかし事態は悪化するばかりで、感染者数は確実に上がっていき、それに従いソーシャルディスタンスを保つよう促されたり、臨時休業する店舗も増えていきました。休校して1週間も経たずにアイルランドの感染危険レベルが2に引き上げられ、龍谷大学からの帰国要請が出ました。それと同時に、周りの留学生も次々に帰国準備をし、私が帰る頃には留学生は半分ほどになっていました。友人になった全員に挨拶することもできず、帰国をすることになり辛かった部分もありましたが、留学していた期間はすべてを通して有意義でよい勉強になりました。