治安、危険を感じたこと、トラブルについて
アイルランドは世界平和ランキング的に見ると日本より平和だとされています。実際、わたしも留学して危険を感じたことはあまりなく、非常に平和で静かな国だと思います。もちろん油断は大敵ではありますが、日本と同じような心持ちで暮らしていても大丈夫なくらい治安は良いです。平和であることはわたしがアイルランドという国が好きな理由の一つでもあります。
しかし、何か事件が起きるとなると、日本とは規模が違うと感じました。例えば、今年の11月23日、ダブリンで一度大きな暴動がありました。わたしが住んでいるコークでは何もないだろうと思い、その翌日は普段通り買い物をしていたのですが、その日の午後にコークで爆破予告があったそうで、病院や学校が一時的に閉鎖されるという出来事があったことを後で知りました。実際に爆発はありませんでしたが、この事件はダブリンで起きた暴動に便乗して起こったらしく、ダブリンでも事件後に便乗した暴動があったそうです。日本にはあまりないタイプの事件であったため、このニュースを聞いた時には少し怖かったです。
日本にはないという意味で少し怖いのが物乞いです。わたしが経験した物乞いは、バスを待っている際に、ベビーカーを押した女性の方に自分は難民でお金がないなどと書かれた紙をいきなり差し出して読まされました。お金を渡さなければその場を立ち去ってくれない雰囲気だったので、1枚だけ硬貨を渡すとありがとうと言ってその方はまた別の方にお金を要求しに行きました。しかし、コークではこの1回しか物乞いに会ったことがないので、頻繫にあるものではないと思います。
アイルランドでの食事について
アイルランドだけではなくヨーロッパ全土で言えることかと思いますが、外食は非常に高いので基本的に毎日自炊をしています。学食もありますが、やはり自分で調理した方が安いため、学校でお昼ご飯を食べるときはサンドウィッチを作って持っていくようにしています。ちなみに、アイルランドで外食となると、だいたい1人あたり1500円は最低します。そのため友人と遊びに行った際くらいにしか外食はしていません。
私は日本食より洋食の方が好きなので、パスタやドリアなどをよく作っています。アイルランドでは乳製品が非常においしく、安いのでチーズ好きのわたしにとってはたまらないことです。クリームチーズは1箱150円程度なのでよくチーズケーキを作っています。小麦粉類も非常に安く、特にパスタは最低で80円から手に入るので、節約の味方になります。
日本の調味料などはアジアンショップだけではなくtescoなどのスーパーでも種類は少ないですが、買うことができます。日本に売っているものとは少し違いますが、インスタントの日清の焼きそばもスーパーで手に入れることができるので、自炊が面倒なときや体調不良のときのために常にストックしています。
最後にアイルランドの水道水についてですが、一応飲むことはできるそうです。しかし、そのまま水道水の水を飲んでいる人はあまりいないと思います。わたしは浄水器を買ってろ過してから飲むようにしています。水道水を沸騰させてから飲んでいる人もいます。アイルランドの水は日本と違って硬水であるため、ろ過しても最初はあまりおいしいとは思えないのですが、慣れてくると味も気にしなくなります。
↓ 空から見たコーク ↓ いつかの晩ご飯