Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

イースト・アングリア大学
2018年12月号 国際学部 A.O

治安、トラブルについて

ノリッチはとても田舎で静かな場所なので、3か月間生活してきて身に危険を感じたことは全くありませんでした。留学に来る前に色んな人から注意喚起をされてきたので、来た当初は自分の荷物から目を離さないように心がけていたのですが、大学内のカフェやパブでも現地の学生が日本と同じように荷物を席に置いたまま注文に行っていて、その光景をみていて逆にこちらが心配になりました。

それくらい平和なノリッチですが、つい先日大学内で女性が襲われるという事件が発生したらしく、BBCニュースでとりあげられていました。犯人は捕まったみたいですが、平和だと思っていた大学内でこういった大きな事件が起こったというのは少し驚きでした。また、UEAに限らずだと思うのですが、海外で生活するにあたって気をつけなければならないことは、weedという薬物が本当にそこらじゅうに蔓延っているということです。私の周りにいる友達に吸っている人はいないので、どのような匂いなのか全くわかりませんが、イギリス人の友達によると大学の中でも場所によってはweedの匂いがする場所があるみたいです。一番危惧していることは、仲良くなった友達に強く勧められることだと思います。言語の壁があるとはいえ、友達であったとしてもしっかりと断れるように備えておくのも大切だと思います。

 

クリスマスと年末年始

現地の学生やヨーロッパからの留学生たちは、クリスマス休暇に入るとみんな実家に帰ってしまいます。なので寮に残っているのは自分だけという、ちょっと面白い状況になります。ずっとキャンパスに残っていても本当にすることがないので、こうした長期休暇中は旅行をするとてもいい機会です。私もクリスマスは同じヨーロッパ圏に留学中の友達とパリとドイツに旅行に行き、年末年始は家族がイギリスまで遊びに来てくれて、ロンドンを観光したりととても充実しました。

ヨーロッパの人々はクリスマスを本当に大事にしていて、クリスマス当日はほとんどの店が閉まっていたり、開いていたとしても昼すぎや遅くても夕方には店を閉めてしまっていたので、クリスマス当日はあまり出歩かないことをお勧めします。また欧米の人たちは日本とは逆で、クリスマスには家族と過ごし、年越しは友達とクラブに行ったり遊びに行ったりするみたいで、ロンドンで年越し花火を見に行ったのですが、そのあたり一帯のにぎやかさはとても面白かったです。

余談なのですが、パリに旅行に行ったときに携帯を盗まれてしまうという失態をしでかしてしまい、一緒に旅行に行った友達にとても迷惑をかけてしまいました。警戒はしていたつもりだったのですが、やはり詰めが甘かったなと反省しています。上の内容と被るのですが、ノリッチはとても平和で盗まれる心配は全くないのですが、パリやロンドンなどの大都市を訪れるときは、本当にやりすぎなくらい警戒することを心がけるべきだと改めて感じました。


クリスマスマーケットで有名なドイツのシュツットガルト


ロンドンのWinter Wonderland(遊園地とクリスマスマーケット)


トラファルガー広場からの年越し花火