Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヴァーサ大学
2023年 5月号 国際学部 N.O

1.この留学を振り返って

この10ヶ月間、学んだことや感じたことを言語化することは難しいです、それくらいたくさんの方と関わり、たくさんのことを経験しました。

始めの頃は戸惑うことも多いうえに、日本にいる大切な人たちに会えないことが非常に辛く、苦しい時期もありましたが、現地でフィンランドの文化や環境に触れ、ヴァーサで出会った人々と過ごしていく中で、留学にきてよかったな、この大学を選んでよかったなと思い続けた10ヶ月間でした。

特に友人との出会いは留学生活の中でも最も自分にとって大きくて大切な出来事でした。友人との何気ない日々が一番特別で何にも代替することができない、貴重な時間でした。学校の授業以上に友人からはいろんなことを学び、吸収しました。お互いにそういった関係でいられたことがとても幸せです。

大学2回生で提携留学に行く予定でしたが、コロナでオンライン留学に変更し、それでも現地に行くことを諦めきれず、時間もお金も人一倍かけてしまいましたが、この留学生活がなければ一生後悔したと思います。いろんなものを犠牲にしましたが自分がやりたいことを最優先してよかったと思います。支えてくれた友人や家族などには感謝でいっぱいです。この留学経験をこの先の人生の中でもっと自分のものにできればと思います。

 

2.留学経験をどう活かすか

 

私は現在大学5回生で、来年の3月には卒業です。就職活動も留学中に終えており、卒業後は海外の方と直接コミュニケーションをとるようなお仕事に就きます。今回の留学経験は自分の自信になり、すでに様々な面で影響は出ていると思います。就職後はさらに、語学力のみならず、異文化間コミュニケーション力にも力を入れ、配属していただく予定の部署内でのグローバルコミュニケーションにおける一戦力として活躍していきたいです。

また、今年同じ大学に交換留学に行く方のサポートをしたり、少しでもお力になれるよう頑張りたいです。

留学に行ったからこそ今痛感している周りの大切な人たちの存在の大きさをこれからも当たり前に思わず、大切にしていきたいと思いました。また、逆にコンフォートゾーンにとどまり続けることがいかに自分の選択肢を狭めているかを実感した経験でもあったので、これからも様々な新しい環境、学問などに挑戦し自分の視野を広げていきたいなと思います。常に一番トライしている状況に身を置き続け、強く、自立した人間になりたいです。