Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2016年10月号 国際文化学部 R.M

1.環境について

・治安
バレンシアの治安はとても良く、今のところ何のトラブルもありません。スペインでは夕食の時間が遅い(8時~9時に集合)ので帰るのも遅くなりますが、夜1人で自転車で帰ることもよくあります。しかし中心街での人混みや貴重品の管理など最低限の注意は必要です。

・大学
大学は学部にもよりますが、寮からだと自転車で10分ぐらいでつきます。私の学部の教室はそれほど大きくなく生徒数は15〜30人程度で、歴史学部のHistoria del Arteを専攻していることもあり年配の方も多く、年齢層は広いです。

・寮
私が住んでいるところはバレンシア大学の寮のResidencia Damià Bonetです。1人部屋と2人部屋が選択できたのですが私は1人部屋に住んでおり、トイレやシャワーは個人で使えます。部屋自体は狭いですがキッチンやクローゼットなどが充実していてとても快適です。ただ洗濯は寮全体で共有なのですが、洗濯機と乾燥機が各4台しかないので時間によっては使えません。また利用するのに2ユーロ払わなければならないので、乾燥機はかけずに部屋干ししています。
寮の周りにはバルが数軒ありますが思っていたより夜はうるさくなく、セキュリティーもしっかりしていて環境としてはとても良いです。しかしそれだけ毎月の支払いは高く、月550ユーロ(約6万3000円)ぐらいです。ピソ(シェアハウス)の場合、だいたい200〜300ユーロぐらいだそうなので、ピソの方がかなり安く済みます。私は寮を一年契約してしまっているのですが、今思えば半年にして残りは語学力向上や節約のためにもピソにすればよかったな、と少し後悔しています。

 

2.食生活について

スペイン料理は日本人の口によくあい、最近では日本でもスペインバルが増えてきており馴染みやすいものになりつつあります。そんなスペイン料理で最も有名であろうパエリアはバレンシアが発祥とされており、ランチメニューやテイクアウト専門のお店の中にも必ずパエリアが並んでいます。またタパスや生ハムなども有名ですが、日常生活の中で毎日スペイン料理を食べるわけではありません。スペインバル以外にピザ屋や、中華料理屋、ケバブ屋などが多くあり、これらのほうがボリュームがあって安く済みます。特に中華料理はやはり日本人にとって馴染みのある味で、特に安いのでよく行きます。もちろん日本食レストランも多くありますが、高いので私はあまり行きません。

ファストフードではバーガーキングが多いような気がします。もちろんマクドナルド、ケンタッキー、ハリウッドなど他にも見たことのないハンバーガー屋も何種類かあり、日本よりもファストフードが充実しているように感じます。

先ほど紹介したように私の寮にはキッチンがついており、外食続きだとお金もかかるので基本自炊しています。特に野菜などの食材は日本に比べてとても安いです。お米も鍋で簡単に炊くことができ、白ご飯がいつでも食べられますし、中国街に行けば日本で売られているものと同じインスタント類やソース類などが買えるので、カレーやお好み焼きなども作ることができます。そのため日本食が恋しくなることはあまりありません。

【写真】

寮の部屋についているキッチン

 

中華街で食べた中華料理