①授業紹介
私はFilologia(言語学部)に所属しており、今期は3科目履修しました。交換留学生は半分の授業は必ず所属学部の授業を履修しなければいけませんが、その他は他学部の授業を履修することもできます。また、日本の大学とは異なり、年度の始まり(9月)に前期と後期の履修登録をまとめて行います。授業はスペイン語、バレンシア語、英語で開講される授業がそれぞれあります。また授業の進め方も教授によってさまざまです。私が履修している3つの授業はすべてFilologiaの授業で、すべてスペイン語で週2日ずつ開講されています。進め方は日本の大学と同じように教授が前に立ってパワーポイントに沿って進められる授業とその日に使用する資料を授業開始時に配布する授業があります。
私が履修している授業の1つはLingüisticaという言語学についての授業です。この授業では教授が話し、それをメモしていくようなスタイルで、黒板に板書することはあまりなく、聞き取ることが非常に困難です。
2つ目はEspañol para extranjerosという外国人に対しての教授法です。この授業では、週2日のうち、1日はパワーポイントを使った講義で、進むスピードが速いので全くついていくことができません。もう1日はグループワークをします。グループワークではパソコンが必須で、私はパソコンを大学まで持ち込めないので、作業を見ることしかできず歯がゆいです。
3つ目はNorma y uso correcto del españolという文法をより詳しく学ぶ授業です。この授業では基本的に板書しながら進むので、一番わかりやすい授業です。ただ、課題が多く大変です。
②intercambioについて
毎週月曜日18時頃から中心街にある闘牛場から歩いて10分以内のCafe Berlinにて、日本人とスペイン人との交流会“intercambio”が開かれています。ここではたくさんの日本語を勉強しているスペイン人の方達と交流ができ、彼らの日本語のレベルも様々で、日本語を勉強し始めた人がいると私自身スペイン語の会話練習になっています。また、そこから何人かのスペイン人との交流が深まり、平日は夕方に集まりお互いの勉強したい言語を勉強し、休日には一緒に買い物に出かけたり、たまにパエリアを食べにいったりしています。いつも自分の言語力に落ち込み、辛いときにはその友達に悩みや不安を聞いてもらいながら日々を過ごしています。もちろんスペイン人だけでなく日本人の方とも交流があります。色んな地方から来られているので、考え方やスペイン語のレベルの違いから、すごく良い刺激を受けています。