Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2017年7月号 国際文化学部 R.M

1.この留学を振り返って

 

約1年の留学は長いようでやはりあっという間でした。しかし思い返すと今まで経験したことのないような新しい出来事や、初めての土地に行ったりと、とても中身の濃い1年であったように思います。辛かったことよりも楽しかったことのほうが圧倒的に多かったです。来たばかりの頃の記憶も鮮明に残っており、初めはわからないことだらけでしたが、今では旅行に行ってもバレンシアに戻ると安心でき、とても居心地の良い場所となりました。特に大きなトラブルもなく、語学や大学などの勉強面でも、旅行や趣味、人間関係などのプライベートの面でも充実した留学生活を送れたように思います。もちろんもっとこうすればよかった、などと思ったり後悔していること(1年間大学の寮を契約せずにピソに移りたかった、語学学校で前期からもっとスペイン語の授業をとればよかった、など…)もありますが、最終目標であったフラメンコ留学にも行け、2年前の私費留学よりも様々な面で幅がさらに広がったことが実感でき、私の今回の留学において思い残すことはありません。交換留学でバレンシアに留学できて本当によかったです。

 

 

2.留学経験をどのように活かすか

 

私は帰国後すぐに就職活動を開始しますが、スペイン語を仕事に使おうとは思ってはいません。正直今の私の語学力の時点では仕事に活かすことはできないと思うからです。しかし留学での経験としては、確かに培われて来たものがありますし、人に自慢できること、自信を持って語れること経験はあります。いろんな国の文化や価値観をもつ人と関わり、視野や考え方が広がり、コミュニケーション力も上がったように思います。これらについては就職活動で生かそうと思います。

また、スペインに留学するきっかけがフラメンコであったのですが、1年の間にスペイン各地を旅行し、本場のフラメンコを見て、現地で学びました。この経験は今後フラメンコを続けていく中で踊りに活かすことができると思います。そして今後、日本でスペイン人の先生に習う機会やギター、歌い手とのコミュニケーションをとる場で身につけたスペイン語を活かしていきたいと思います。そして今の語学力を保ち、今回の経験を活かして日本に帰ってもフラメンコを続け、将来再びフラメンコ留学をしたいと思っています。

 

【写真】

↑一番よく通ったバルの店員さんと友達と

バレンシア最後の晩御飯もここでした

 

↑いきつけのケバブ屋の店員さんと最後に記念撮影

また戻ってきたら食べにくると約束してお別れ