試験について
私が1セメスターに受講していた授業には試験が無く、プレゼンテーションとレポートで評価されました。
①Comunicació i estudis culturals:
レポート:授業内にみたビデオについてグループ(または個人)で提出。
プレゼンテーション:授業最終日に各グループ(または個人)10分で行われました。自身で選んだ作品の要素などについて。私たちのグループは「ザ・シンプソンズ」を取り上げました。
②Guió cinematográfic:
レポート:作成した台本をグループ(または個人)で提出。
プレゼンテーション:映画やアニメ、漫画などにある表現技法などについて各グループ(または個人)で発表しました。
Pisoについて
私はこの2月に大学寮からpisoに引っ越しました。(元々pisoに住もうと計画を立てていたため、大学寮は1セメスター分の期間を定めて契約していました) Pisoとは日本のアパートやマンションのことで、一人暮らしタイプとシェアタイプがあります。(日本では一人暮らしが一般的ですが、スペインではシェアアパートもまた一般的です)私はスペイン語を使う機会を失わないため、また家賃の出費が抑えられることから、シェアハウスに絞り物件を探しました。
〈Pisoの探し方〉
①以下の方法で自身の条件に合う物件を探します。
1専用サイトで探す→“idealista”,“easy piso”,“fotocasa”など
2友人から紹介してもらう
3街中にある不動産屋で探す
最初に私は1の方法で探し、最終的には2の友人に紹介してもらう方法でpisoを決めました。私のおススメは1の専用サイトを使用する方法です。地区や条件を事前に項目で絞り検索するため言語能力に関係なく自分に合ったpisoを探すことが出来ます。
②いくつか候補を絞った後、物件の所有者に連絡をします。
→複数の候補が必要なのは、物件の比較のため、また連絡を入れても返信が返ってこない場合があるためです。(私の時は7件見学願いの連絡を送り、5件の返信が返ってきました)
③物件を実際に見学に行きます。 →私は三件見学に行きました。ルームメイトや実際に室内の様子を知る重要な機会です。
④気に入った物件が決まったら所有者と契約を始めます。
〈Pisoの契約の仕方〉
①契約書を提示してもらい、確認後、必要事項(個人情報や入居日など)を記入します。
②敷金を送金します。(私の場合、敷金は家賃の一か月分でした。送金は現地の銀行口座を持っていない場合でも可能です)
③入居日当日に契約書にサインをします。(私の場合、所持者が南米に住んでいる方で、バレンシアにいないため、サインは代理人の元で行われました。)
④入居を開始します。 Pisoを探し契約するまでの期間は一週間ほどでした。見学はメールを送った当日や翌日にさせていただけることも多く、非常にスムーズにpisoを選ぶことができました。また、家具や電化製品はもともと備わっているため、新しく購入したのは寝具のみでした。
〈Pisoに住むメリット〉
◎家賃が安い →大学寮では月に約8万円以上(家賃、食費、光熱費込)出費がありましたが、現在のPisoは約4万円程(家賃、おおよその食費、光熱費込)の出費で済んでいます。出費を半分におさえることが出来ました。
◎大学が近い →バレンシア大学の周辺にはたくさんのpisoがあります。以前に住んでいた大学寮は旧市街に建っており、大学から離れていたため、pisoに移ってからは通いが楽になりました。 ◎生活感覚が身に着く →大学寮に住んでいた頃は食事や掃除をする必要が無かったため、pisoに移り、自身でこなす用事が増え、スペインの生活様式について新しく知る機会が増えました。
◎自由度が高い →大学寮では食堂や洗濯の時間に制限があったり、ルームメイトと互いに気を遣うことが多かったりと少し窮屈に感じる時がありました。Pisoでは時間に左右されることは無く、また、個人部屋を持つことができ、リラックスできるようになりました。
〇デメリットとしては、出会う人の数が大学寮と比べて少なくなることと、契約期間の最短が短いため、出入りが大学寮より激しく、入居時に居る同居人が後に変わる可能性があるという点です。また、大学寮では食事や掃除はしてもらえるため、家事が勉強の妨げになると考える人には大学寮の方が向いているかもしれません。
新しいpisoの近くの公園、二月下旬、昼間は上着要らずの暖かさ、既に桜が咲き始めている/新しいpisoの個人部屋/新しいpisoの共同部屋
大学周辺の地域、大通り、路地問わずたくさんのマンション、アパートが立ち並ぶ