五月のワルシャワはタンポポの綿毛が沢山飛んでいます。
カルチャーショックについて
基本的にポーランドで感じるカルチャーショックはありません。ただ少し日本との違いで言うと、宗教、家族そして国際関係への意識です。まず私は授業で国際関係の科目を履修していたので、よく紛争について各国の学生達と議論しました。最近では宗教の対立で戦争が勃発しています。その時に私はそれほど宗教に詳しくなく、まず宗教とは何か?から私は勉強する必要がありました。しかし、他の留学生は日常生活が宗教と絡んでおり、ルームメイトは十字架のネックレスや聖書を読んでいたりしていました。その方達と紛争について議論するときにはもっと学ばないとと痛感しました。また特にポーランドの方はとても家族を大事にします。普段は家族と離れて過ごしているせいか、イベントや束の間の休日は家族と過ごしています。日本では元旦でさえも過ごさない家族が増えている反面、家族を大切にすることは大事だと学びました。最後に私が最もここに来て感銘を受けたのが、どんなトピックをしても彼らと深くまで議論できることです。例えば様々な国際関係の話をすると、日本人よりも日本とアジア諸国の関係に興味を持っている方や、今後の日本の在り方などを深く考えていたり、主にヨーロッパの方達は隣国が沢山あり、国際関係にはとても関心というか自然的に意識せざるを得ない状況です。島国の日本に住んでいる私たちとは少し違うなと感じました。
4月の事ですが、4月の末3日間にかけて私が所属する日本経済文化研究会のサークル主催でJAPAN DAYS というイベントをSGHで行いました。大使館の職員、ポーランドにある日本の自動車産業のパネルディスカッション、和菓子・和太鼓・寿司・折り紙・着付けのワークショップや、日本・ポーランドで活躍するポーランドのタレントさんのトークショーなど様々なプログラムがありました。私の友達もこのイベントに来てくれ、また来年もより良いイベントになっていることを祈っています。
P.S 五月末になるとSGHの生徒達はテストとプレゼンテーションに追われる毎日です。