Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2019年6月号 国際学部 M.T

この留学を振り返って

私はこの留学を通してたくさんのことを学びました。一番自分でも驚いたことは自分がどんなに小さなコミュニティーで生活していたかということです。私は高校での留学や海外旅行などをしていたので、比較的自分のコミュニティーは小さくないと思っていました。しかし、この留学を通してたくさんの人と出会って、たくさんの国を旅行して自分が暮らしていた場所はとても小さいことを知りました。小さなコミュニティーが良い悪いではありません。この留学がなければ出会えなかった人たちと出会い、自分の知らなかった価値観が見えてくることで新しい考え方や新しい自分が見えてきました。留学に行く前と後でどのように、どのくらい成長したかを言葉にするのは難しいですが、自分の中では大きな変化があったと感じます。また、ワルシャワ経済大学で勉強をしたことで、勉強が楽しいと感じるようになりました。私にとってワルシャワ経済大学での学びは正直、高いレベルで難しい部分はたくさんありました。誰よりも真剣に聞いているはずなのに、誰よりも理解が追いついてないと感じたり、強い劣等感を感じる時もありました。しかし、この感情のおかげで、たくさん勉強しようというモチベーションに繋がったので、とても良い経験になったと思います。やはり、違う国に住むことで大変なことはたくさんありました。しかし、私はこの留学生活ができてとても嬉しく思います。

 

帰国後どう留学経験を活かす予定か

一年という期間での留学を通して学んだことはたくさんあります。この一年は、振り返ってみるととても短いものでした。その中で、自分の考え方や価値観は大きく変わったように感じます。その中で、学んだことは大きく分けて、3つあります。1つ目は、サバイバル力です。日本での私の生活は、親に頼ってばかりの生活でした。しかし、留学に行き、自分で買い物に行かなければ、食べものはないし、自分で勉強しようと思わないと誰も勉強しろという人はいないし、洗濯物も回さなければ、服がなくなってしまうし、風邪をひいてしまうと自分で食べものを調達したり、薬も自分の症状を伝えて買いに行くなど、日本ではしていなかった生活に初めは戸惑いました。このような生活をしていると自分の力を自然と試されるし、サバイバル力を養うことができました。2つ目は、友達の大切さです。留学をする理由の1つとして、たくさん友達を作りたい人や、自分の学業を優先したいから勉強仲間だけの人など、理由はそれぞれです。しかし、英語の勉強のためだけの関係の人だけではなく信頼できるような友達を作ることはとても大切だと思います。私は、留学中に体調を崩してしまい病院に行くことがありました。その際に、ポーランド語しか話せない受付の方や医者の方が多かったので、私は本当に困りました。しかし、仲のいい友達が病院を探してくれたり、病院にもついてきてくれたので、本当に心強く、この縁があってよかったなと深々と思います。3つ目は、チャレンジをしないと何も得られないということです。私はワルシャワにくるまで、正直、ポーランドへ対するイメージはありませんでした。しかし、そこに行き、住んでみたことでポーランドについてたくさん知ることができました。私は、この留学中にできるだけたくさんの国を回りました。国に行く前にネットで情報収集をたくさんしましたが、やはり行ってみないとわからないことは80%あると思います。また、ひとり旅もしました。私は、日本にいる時、一人で遠出したり旅行したりすることがなかったので、チャレンジしてみようと思いました。とても充実していて、自分の可能性を強く感じました。自分にストレスしかかからないチャレンジは良くないと思いますが、ストレスと感じないくらいの楽しみがあるチャレンジは自分を大きく成長させるためにとてもいいと思います。

これらの力はどんなところでもどんなときでも役立てることができると思います。なので、私は、これら学んだことを武器にして、就職活動や残りの大学生活、また人生においても頑張っていきたいと思います。