試験について
1セメスターでは授業は一月下旬に終わり、そこから約2週間のテスト期間があり、その後に2週間のセメスター間の休暇があります。テストの時期は授業によりますが、多くの授業ではzero term examという、学期末より早く最終試験を受けられ、その試験に受かればテスト期間を迎えることなく合格となります。私の場合、15週目の授業で最終試験が行われた授業が多く、早く休暇を迎えたため、4週間ほどの休暇を得ることになりました。
試験は基本的に選択や論述、またはその両方で課されました。論述試験の場合、英語で授業をインプットし、正確に理解した上で、英語でアウトプットしなければならないので、かなり苦戦しました。日々の授業で理解できなかったことを放置していると、合格するのはかなり難しいと思います。私の場合、プレゼンやグループワークで良い評価をもらっていたおかげで、論述が苦手な私でも合格できた授業がありました。今期のテストを通じて日々の授業の重要性を痛いほど感じたので、このことはしっかりと次のセメスターに活かしていきたいと思います。
セメスター間の休暇の過ごし方
先述しましたが、早く最終試験が終わったので、4週間ほどの長い休暇がありました。休暇の前半は1セメスターのみで母国に帰る友人たちとワルシャワでの最後の時間を過ごしました。大半の学生は1セメスターのみの留学ですので、9割以上の友人は母国に帰ってしまい、かなり寂しい思いをしています。多くの学生はヨーロッパから来ているので、日本に帰国する前に沢山の友人に会いに行こうと考えています。
また、私の日本の友人は卒業旅行でヨーロッパに来ている子が多かったので、ワルシャワやクラクフ、ローマで友人との再会を果たしました。友人の中ではこれから社会人になる子も多いので、その前に会えたのはとても嬉しかったです。2月は結果的に友人との別れ、再会、新たな出会いが多い月になりました。
休暇が4週間もあれば、ヨーロッパではオフシーズンとはいえ絶好の旅行のチャンスです。私の場合、友人とクラクフで再会した後にケルン、ベルリンに訪れ、一度ワルシャワに帰った後ノルウェーのベルゲンに訪れました。私はとても小さい頃からヨーロッパに興味があり、いつか行きたいと思っていた場所が沢山あります。そのうちの2つがまさにケルン大聖堂とフィヨルドでした。どちらも幼い頃から何度も写真で見ており、脳に焼き付けられた景色ですが、実際に見ると非常に感動するものです。これからも自分の目で実際に見た時の感動を大切にしながら生きていたいと改めて感じた旅行でした。
<ケルン大聖堂の夜景>