①オリエンテーションについて
私の留学先である米国仏教大学院(Institute of Buddhist Studies)はGTU(Graduate Theological Union)に所属する研究機関です。オリエンテーションに関しては、母体であるGTUとIBSの両方のオリエンテーションがありました。以下に知る限りの詳細を記しておきます。
1:GTUオリエンテーション(自由参加):8月22日開催@GTU
GTUに所属する先生の紹介と秋学期のクラスのイントロダクション。私は渡米した日程の都合上、参加することはできなかったが、参加していたルームメイトに聞いたところ朝の9時から16時まであり、その後は立食パーティのような形で雑談時間もあったそうです。ですので、GTUで取りたいクラスがある。もしくは、興味のある先生に授業前にあってみたいという方は是非とも参加した方がよいと思います。
2:IBSオリエンテーション(参加必須):8月28日開催@バークレー浄土真宗センター
IBSに所属する先生と学生の初顔合わせ。まずは学生、一人一人が出身地や趣味、研究の興味の範疇などの自己紹介を1分程度で行った。次に、先生方の担当される授業の内容の紹介が行われた。自己紹介をする順番なのだが、学部長であるペイン先生を中心として仏教の円環の理に基づいて時計回りにしていくことになった。なので、周囲の話し方を聞いてから自己紹介をしたいという方はそのことを考慮して着席した方が良いかもしれない。仕事をリタイアしてから勉強に来られている方、働きながら通っている方など多種多様な学生が多いことはこちらならではの特色かなと感じました。
UC Berkeleyの図書館
②日常生活について(生活編)
食べ物についてはバークレー、もしくはBart(地下鉄)でオークランド、サンフランシスコに出れば、だいたい何でも手に入れることができます。むしろ、こちらのスーパーマーケットに行けば日本で食べられないようなフルーツや野菜などが日本以上に揃っています。特に、サンフランシスコにおいて週3で開催されるfarmer’s marketは多種多様な食べ物がそろっているのでおすすめです。また、寮にはお米が無料で置かれており、(2014年9月現在)、食べ物について困ることはなさそうです。
またルームメイトとキッチンで一緒に料理したりすることも多いので、食材をみんなでシェアするのもおすすめです。カップラーメンや日本のお菓子等も高値にはなりますが、手に入れることができます。
次に、生活用品なのですが、こちらのシャンプーやボディソープは基本的に日本のものより強いような気がします。肌が弱い方は日本から持ってくることをおすすめします。服もこっちで買ってそろえることは十分に可能ですが、Tシャツの袖が日本の物と比べて長かったり、短かったり、ズボンは丈が長かったりするので購入の際には注意が必要かと思います。
最後に、購入の際に注意することなのですが、こちらはカード社会と呼ばれるようにクレジットカード、デビッドカードで買い物をされる方が非常に多いです。逆に、日本人の感覚で5000円や10000円札を使うように、50ドルや100ドル紙幣を使おうとすると、偽札か確認されたり、お店によっては30ドル以上の買い物からしか50ドルや100ドルは使えないというお店も結構あります。したがって、現金で買い物をしたい方は紙幣を持っていく際に20ドル紙幣を持っていったほうが良いでしょう。
そろそろ渡米して一カ月ですが、勉強と遊びとにメリハリがあり、周囲の仲間や職員の方々のおかげさまで充実した時間を過ごしています。