Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2013年4月号 国際文化学部 A.A

<この1年を振り返って>

もう8か月経ってしまったの!?と思うほど、あっという間だったカルガリー大学での留学でした。たった8か月の留学かもしれませんが、私にとっては私の人生の中で1番濃く、忘れられない年になりました。毎日「今しかできないことをしよう」「何でもやらないよりやってみよう」という思いで積極的に何事にも取り組みました。もちろん楽しいことばかりだけではありませんでした。色んな悩みや壁にぶちあたったこともありました。しかし悩んだときこそ立ち止まらず、とにかく前に進むことだけを考えて乗り越えてきました。これも8か月間という限られた留学だったからこそできたことだと思います。今となっては私の将来の糧になったように思います。そして世界中にかけがえのない友達がたくさんできました。これは何にもかえられない私の宝物です。本当に留学を決意してよかったと心から思える留学になりました。私のことを支えてくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

<留学後どう留学経験を生かす予定なのか>

留学に来る前は、留学で英語力を身に着け、その英語力を生かして働きたいと漠然と思っていました。この留学で英語力は以前に比べて上達はしていると思います。とはいっても言語に終わりはありません。まだまだな英語力を伸ばすためにも英語の勉強はずっと続けていきたいと思っています。日本を離れて暮らしたことで日本の良い所や悪い所を客観的に見ることができました。日本の製品や文化が世界中に広まり、大きな影響を与えていることを改めて実感し、日本人として誇らしく思います。しかしそれと同時に私はただ日本人であるだけで、私自身は何も貢献できていないことに複雑な気持ちになったりもします。もっと心から誇りを持つためにも、私も世界に何か貢献できるような仕事をしたいと思っています。

 

<国際交流を通して>

私は国際文化学部に所属して机上で様々な国際的事柄について勉強してきました。しかし実際に国際交流をすることで、私が教科書から学ぶことのできない様々なことを知り学ぶことができました。例えばヨーロッパでの経済危機、韓国と日本の外交問題、私がカルガリーで勉強している間にも世界では色々な問題が起こっていました。そのたびに実際にその国からの友達とその問題について話をすることも多々ありました。そうすることでニュースだけからの情報だけでなく、その国々の複雑な問題や考え方についても知ることができました。それと同時に私は自分の国についていかに無知であるのかということにも気づかされました。国際交流をするうえで、相手のことを知ることはもちろん大切なことですが、それだけでなく自分の国についても学び、それを伝えていくこともとても大切なことだと思いました。