Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2014年1月号 法学部 T.N

試験について

ほとんどの授業に、中間試験があり、比重は20%から40%ほどと様々です。秋学期(前期)には11月頭ごろ、冬学期(後期)には2月にあり、比重も20%以上と大きいのでみんな期末試験のように必死に勉強します。試験が近付くと図書館は学生でいっぱいになりますし、質問やディスカッションをしたい学生のために教員の方が設けてくださっている授業外での参加自由の時間があるのですが、それも満員になってしまいます。試験の問題形式は様々で、空欄補充・択一問題・論述問題などがあり、やはり留学生が一番苦労するのは正しい文法や語彙力が求められる論述形式でしょう。私も中間試験や期末試験前になると、24時間空いている図書館で深夜まで勉強しています。論述形式の試験や課題に不安のある場合は、大学にある国際部のようなところで文法などを無料でチェックしてもらえるので活用すると良いと思います。よっては1学期の間に3回中間試験があるものもあり、期末試験は秋学期は12月、冬学期は4月に、2週間かけて行われ、だいたい成績の30%から45%くらいの割合を占めます。日本の大学のような、ノート等の持ち込み可能な試験は聞いたことがないので、もしあったとしてもごく少数だと思います。

食事について

交換留学生は基本的に大学内にある寮に住むことになり、寮のすぐ近くには寮に住んでいる学生向けの食堂があります。また、フードコートも大学内にいくつかあり、日本食を含め色々な国の食べ物があるのでなかなか飽きません。土日も営業している店もいくつかあるため、学内で生活していて食事に困ることはまずないでしょう。ほとんどの寮には各部屋にキッチンがあるので、もちろん自炊をすることもできます。できるだけ自炊をするように心がけていますが、一番近くのスーパーには寮から歩いて20~30分かかるので、とても寒い日が続くときは大学内のフードコートや食堂で済ませています。日本のスーパーと比べ、野菜や果物などの生鮮食品は同じくらいか少し安い値段で、お菓子などの既製品は少し高い印象です。お酒に関してですが、スーパーやコンビニでのお酒の販売は禁止されているようなので、お酒を買いにいく際には専門店に行く必要があります。また日本とは異なり、必ず身分証を提示する必要があるので、英語表記の身分証(パスポートなど)の持参が必須です。

また、カルガリーでも日本食はとても人気があり、ダウンタウンや大学の近くのいたるところに日本食レストランがあり、中には日本人が経営しており従業員もすべて日本人のところもあるので、日本食が恋しくなったときは足を運んでいます。アジア系のスーパーも電車圏内にあるので、寮で日本食を自炊することもできます。