Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2016年3月号 文学部 R.M

1、現地の学生、友人について

 

私は特にクラブに所属していないので、こちらで出来た友人は主に、私のルームメイトつながりか、オリエンテーション、授業で出会った人たちです。特に中国語などの言語コースはもともと人数が少ない上に、ほとんどの生徒が秋学期・冬学期ともにそのコースを受けています。またほとんどの言語コースの授業では、グループ・プレゼンテーションなどもあるので、すぐに仲良くなれます。私はいつも授業後に彼らと昼食を食べています。一度彼らと一緒に校外のdim sum(点心)を食べに行ったとき、友人の一人が面白いことを言っていました。日本の食べ物の話をしていた時に、北海道のスープカレーが大好物の彼(カナダ人)が、日本ではどの店に行っても料理の味が一定で(おそらく牛丼・カレーなどのチェーン店やコンビニの食べ物だと思いますが)つまらないと言っていました。チェーン店などで料理の味が一定なのは日本ではむしろプラス捉えられる部分だと思いますので、この価値観の違いは私にとっては面白い発見でした。小さな体験ですが、これは日本を飛び出さないと経験できないものでしたので、一ついい経験をしたなと感じました。

 

2、カルガリー大学

 

これからカルガリー大学へ留学される方に向けて、事前に知っておいた方がよいであろう情報をいくつかお知らせします。

まずは宿舎の費用について。これは当然滞在する宿舎により異なりますが、私が今回滞在したAurora Hallは秋学期・冬学期それぞれ日本円で35,36万円ほどでした。支払日の期限は秋学期が9月末、冬学期が1月末ごろです。宿泊費に関しては期限を過ぎると1万円ほど遅延料を払わされます。宿泊費の振り込みはこの大学のResident portalからオンラインで行えます。次に入居日の時間について。すべての宿舎がそうではないですが、Aurora Hallのような大人数を収容可能な宿舎では、入居日の時間は入居する部屋により異なります。偶数の部屋(下一桁が0,2,4,6,8,)なら午前9時から12時までの間、奇数の部屋(下一桁が1,3,5,7,9)なら午後1時から4時の間になります。私はそれを知らずに偶数の部屋を決めてしまっていたため、午前にカルガリーに到着できる便がなく、入居日前日に校内にあるホテルで一泊しました。また入居日には学生証をもらうことができますが、事前に学生証に使用する写真をこちらの大学に送っておくと受け渡しがスムーズで、校内を行ったり来たりしなくて済むので、先に写真を提出しておくことをお勧めします。最後にUPASSについて。学生証にUPASSというステッカーを貼ることによって学生証さえあれば電車やバスが無料で自由に使えます。しかし、UPASSには費用が掛かり、秋学期・冬学期それぞれ1万2,3千円ほどです。またこの費用を払っていないと、自分のアカウントがロックされて、授業の変更などができなくなる等の状態に陥ります。UPASSの費用は、オンラインではなく、MacKimmie BlockにあるEnrolment Services Office という場所で払えます。以上、これらの情報が少しでもこれからカルガリー大学へ留学される方のためになればと幸いです。