・オリエンテーションについて
9月9日に行われた短期間滞在予定の留学生のためのオリエンテーションについて書きます。50人ほどが参加したこのオリエンテーションは欧米顔の学生が多数占めていて、日本人はほとんどいないという印象を受けました。オリエンテーションが始まる前、会場の横にコーヒーやクッキー、ピーナッツ類、ポテトチップスなどが用意されていて、プレゼンテーションを聞きながら食べることができました。そしてそれぞれの椅子にはカルガリー大学のエンブレムがプリントされたマフラーがプレゼントとして置かれていて、寒さに厳しいこの地域ならではのおもてなしだと思いました。3時間ほどのパワーポイントを用いてのプレゼンテーションの内容はカナダやカルガリー大学のあるアルバータ州の基本的な知識や学生への手厚いサービスの充実さの紹介などでした。大学内に留学生用のオフィスや公式サイトで’The TFDL is the most technologically advanced library in North America.’と謳うほどの図書館があったり、レポートの書き方や資料の集め方を教えてくださる方がいるそうです。
・寮について
カルガリー大学にはいくつか寮がありますが、僕は今Cascade Hallという寮の3階に住んでいます。ルームメイトは中国人、デンマーク人、オーストリア人の3人です。この寮に住んでいる学生は半年や一年で帰る留学生もいますし、卒業までいるという海外からの学生もいますし、現地の学生もいます。友達から聞いた話なので本当かはわかりませんが、基本的には3回生の学生の寮なので比較的他の寮と比べて良い方だと言っていましたし、実際僕も何不自由なく生活できています。4人部屋の僕の部屋にはキッチン、冷蔵庫、電子レンジ、コンロ4つ、食器棚、シャワー室とトイレと洗面台と物置が2つずつ、そして壁一面ガラス張りで外が見渡せるリビングがあります。玄関に鍵が付いているのはもちろん、それぞれの個人の部屋にも鍵が付いているので、自分の物が盗まれる心配もありません。個人の部屋には机や椅子、クローゼット、小さな本棚、ベッドは元から付いていますが、布団と枕はないので日本から持っていくか、カルガリーに着いてから買うか決めておいたほうがいいと思います。僕はこのことを知らなかったので初めて寮に着くなりスーツケースを部屋に置いてすぐルームメイトと布団と枕を買いに行きました。寮から歩いて10分ほどの距離にあるMarket Mallという日本でいうAEONのようなところに行き100ドルほどで購入しました。物をシェアするかどうかはルームメイトによりますが、僕は調味料や食器、フライパン、トイレットペーパーなど基本的にはみんな共同で同じものを使っています。ちなみに物をシェアしたいかやお酒は飲むほうであるかやタバコは吸うか、いつ寝ていつ起きるかなどを問うアンケートが寮を決める際にあり、それによってルームメイトの振り分けがされるのでそこまで心配はいらないと思います。地下一階には洗濯機と乾燥機があり、それは寮に住んでいる人全員で共同しています。これらは寮の家賃には含まれていないので支給されるカードにお金を入れて使います。正確な値段は覚えていませんが、洗濯するのに1回3ドルほどで、乾燥するのに1ドルほどかかります。カルガリーは乾燥した気候なので、僕は洗濯はしますが乾燥機は使わず部屋で干しています。なので留学する際はハンガーや折りたたみ角ハンガーを持っていくと便利かもしれません。Cascade Hallの唯一の欠点は地下通路が使えないことです。しかしキャンパス内の建物は基本、渡り廊下のようなものや地下で繋がっているのでおそらく大丈夫だと思います。補足ですが、Kananaskis Hallという寮に住んでいた友達の話だと、そこは基本1 回生用の寮で壁がとても薄いため部屋にいながら他の部屋に入る人に話しかけれるほどだと言っていました。僕は住んだことないのでなんとも言えませんが、無難にCascade Hallを選んでおけば間違いないと思います。
p.s.
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