Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2018年10月号 国際学部 T.K

環境について(大学施設/サービス、住居、町並み等)

大学内には様々な施設があり、例えばフードコートには約20店舗もの飲食店が入っていて、洋中問わず色々な食事を楽しむことができる。1000を超える席が用意されているらしいが、昼時にはほぼ満席になるくらいの生徒で賑わっている。フードコート以外にも校内にはたくさんの店舗があり、郵便局や書店、アクセサリー類の店からパブまである。店舗だけではなく、Student unionといった、サークルメンバーと集える場所や、Q centerというLGBTの人たちのための場所まであり、多様な生徒のことを考えられた造りになっていると思う。

運動施設にも力が入っていて、Olympic Ovalという施設には大小からなる室内コートに加え、スケートリンクやアイスホッケー用のコート、スカッシュ用の部屋もある。生徒証があれば筋トレ用の施設や学内で行われる他校との試合が無料で観られたりもする。Level upというシステムが導入されており、運動施設やプログラムに参加するたびにポイントがもらえ、一定数に達するとレベルが上がり、景品がもらえるようになっていて、継続的に頑張れるような仕組みになっている。

図書館は階ごとに、会話禁止の個人毎に分けられている階や、会話OKでグループで勉強しやすくなっている階など、自分の勉強スタイルに合った方法が取れるようになっている。日によっては24時間開いているので、深夜遅くまで勉強する生徒や、試験期間はとても混雑するために空き教室で勉強するほうがいいという生徒もいる。

 

念願のBanff

10月14日の日曜日に学校の海外学生向けのイベントでBanffに行った。本当は9月にもあったのだが、定員が速攻で埋まり、希望者が多かったために、10月にも開催されることとになり、ようやく参加することができた。朝の7時過ぎにバスで大学から出発、1時間少しほどでまずはJohnston Canyonという場所に到着。滝までのハイキングを楽しむことができた。道中はちょうど冷え込んだ時期でもあったので、地面が凍っている所があり、備え付けの手すりを使っても転びかけることが多々あった。折り返し地点には滝があり、トンネルをくぐり抜けて近くから眺めることができた。

渓谷の後はダウンタウンに移動して、昼食と散策のための時間が設けられた。お土産屋にはカナダデザインのキーホルダーや衣類、水筒などたくさんの種類の商品があった。日本語OK!と書かれた看板が置かれている店もあった。

その後は、各自の選択ごとに分かれて、温泉施設またはゴンドラにて山頂へ移動となった。自分はゴンドラを選択していて、ゴンドラ込みの参加費は90ドルだったのだが、その価値に見合う景色が見られたと思う。山頂に着くとそこは4階建ての展望台になっており、階ごとにレストランやギフトショップが入っていて、屋上からは辺り一面を見渡せるようになっていた。快晴だったのでカナディアンロッキーの連なりがとても美しかった。そこからは尾根に沿って、隣の山頂まで歩けるようになっていたり、登ってきた側とは反対側に下っていくトレイルに行けるようになっていた。

日帰りでの旅行だったために、少し時間が物足りないと感じることもあったが、総じて素晴らしい一日となった。