CSUNのあるNorthridgeは落ち着いていて比較的治安のいい街です。ここに来てから、大きなトラブルに遭ったり、事件事故を見聞きしたりしたことはありません。しかし、それでも日本とは違って夜に出歩くことはとても危険です。以前、用事のために暗くなってから帰らなければならなかったことがあり、友達とバス停に向かったのですが、バス停に着くまでに何人かの人に声をかけられてとても怖かったです。何も被害はありませんでしたが、声をかけられただけでとても怖い思いをしたので、暗くなってから出歩くことはしないように気を付けています。特に冬時間に変わってからは夕方の5時で真っ暗になるので、それ以降に家に帰る場合は必ず迎えに来てもらったり、友達に車で送ってもらったりしています。
また、夜以外でも昼間に危険を感じたことがあります。ここに来てすぐの頃にキャンパス内で募金を求めてくる人を何度か見かけたのですが、私はよく分からずにお金を渡してしまったことがあります。そのときは何も知らずに払ってしまったのですが、現地の友人に聞いたところ目的の分からない募金活動には応じないよう言われたので、それからは立ち止まらないようにしています。
それから私がアメリカに来てから一番怖いと感じたことは、マリファナを吸っている人が普通にいることです。日本と違ってここでは合法なので珍しくないそうです。しかし、いくら合法でも薬物は薬物なので私は決して関わらないようにしたいです。
ここに来て、自分の身は自分で守ること、困ったときはすぐに周りの人に頼ることの大切さを実感しています。ここでの生活を楽しむためにも常に危機管理を怠らないよう気を付けていきたいです。
*Thanksgiving(感謝祭)について
先月のHalloweenに続いて今月はサンクスギビング(感謝祭)がありました。
感謝祭は祝日となるアメリカ合衆国の祝祭日(ナショナルホリデイ National Holiday)のひとつ。現代の感謝祭では、宗教的な意味合いはかなり弱くなっており、現代アメリカ人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切な家族行事のひとつと位置づけられている。(wikipediaより)
感謝祭は日本では馴染みのない行事なのでとてもたのしみにしていました。私は感謝祭の前の週に留学生のコミュニティーが主催するサンクスギビングディナーに参加しました。ここでは、ターキーやパンプキンパイなど感謝祭の料理がたくさん用意されていて、一つ一つの料理の意味や感謝祭の起源などについての説明がありました。日本にはないアメリカの文化について知り、体験することができて本当によかったです。
感謝祭当日は4連休だったので私は友達と前々から計画していたグランドキャニオンとラスベガスへのツアーに参加しました。3泊4日の日程でグランドキャニオン・アンテロープキャニオン・グレイスキャニオン・ラスベガスを巡るツアーで、アリゾナ・ユタ・ネバダの3つの州に行くことができました。グランドキャニオンは雪が積もり、霧がたちこめ、赤い岩肌はあまり見えず、よく写真などで見る姿とは違う見え方でしたが、天国のように神秘的で壮大でとても綺麗でした。ラスベガスは街中がネオンでキラキラしていて、クリスマス前ということで大きなツリーやイルミネーションもあり、より一層輝いて見えました。そして、エンターテインメントの街だけあって至るところで無料のショーをやっていたので、街中を散策するだけでもとても楽しむことができました。
サンクスギビングも体験でき旅行にも行けてとても充実した1か月でした。楽しんだ分、もうすぐやってくる期末試験にむけて勉強も頑張ります。