Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア州立大学 ノースリッジ校
2013年8月号 文学部 S.S

 

・オリエンテーションについて

このオリエンテーションは世界各国からの交換留学生を対象としたもので、学校が始まる少し前に行われます。事前に、開催日時や当日提出するために必要な書類などが記載されたメールが担当の方から届くので、メールのチェックは頻繁にするよう心掛けておかなければなりません。また、オリエンテーションの1日前までにはアメリカに入国しなければならないのですが、オリエンテーションは入寮の前に行われるそうなので入寮する予定の人は、あらかじめホテルなどの宿泊先を確保しなければなりません。私は寮ではなく、Room for rent ( 一軒家に住んでいる方に1部屋貸してもらうスタイル。ホームステイとは異なる。) なので、オリエンテーションの2日前に入国して、そのまま、借りたお部屋に入室させて頂きました。

オリエンテーションの前日は、一緒に住んでいる方にCSUN(カリフォルニア州立大学ノースリッジ校)に連れて行ってもらい、キャンパスの下見とオリエンテーションの行われる建物の確認をしました。CSUNのキャンパスはとても広大で建物もたくさんあるので、当日迷わないためにも下見は必要だと思います。事前に担当の方から送られてくるメールにキャンパスの地図も添付されているので、それを基に下見することをお勧めします。

オリエンテーションは始めに、International student centerというところに集まり、そこで緊急連絡先や米国内の滞在先などの記入をして必要書類を提出します。その後、別の建物に移動して1時間ほど大学についての説明や留学生をサポートしてくださる担当の方の紹介、J-1VISAのステータスを保つための注意事項などの説明があります。もちろん全て英語で行われますが、手元に資料も用意されているので資料と照らし合わせながら聞けば理解できると思います。

ここでは他国からきた留学生や日本からきた留学生と会うことができます。みんな母国語のように英語を話します。その様子を見て、私も今まで以上に頑張らなければいけないと実感しました。

 

・渡航前の準備について

*滞在先の確保

滞在先の確保は渡航前の準備で最も苦労したものの1つです。

私は寮に入る予定だったので6月に寮のapplyをしたのですが、そのときには既に満室になっており、キャンセル待ちの状態でした。そこで担当の方に相談したところ、off campus housingを探すよう勧められたので教えて頂いたサイトで探しました。しかし、何人かの広告主にメールを送ったのですが返事が返ってこず、私はなかなか滞在先を決定できずにいました。5~6人にメールを送って最終的に返事がきたのは、今お部屋を貸して頂いている方とあともう一方だけでした。私の他にも、寮に入れず同じような経験をした人がいたので、滞在先の確保は早めに取り掛かるべきだと思います。

*VISAの申請

滞在先の確保と同じくVISAの申請にもとても苦労しました。特に、9.11以降、米国へのVISA申請は厳しくなっており、提出しなければならない書類もたくさんあります。申請自体は、留学先の大学から入学許可書(DS-2019)が届かなければできないのですが、必要書類の確認や準備、申請方法を調べるなど、DS-2019が届く前にもできることは十分にあるので、先を見越して行動することが大切だと実感しました。

*航空券

私は知り合いの方が旅行会社に勤めているので、到着時間や値段などの希望を伝えて調べて頂きました。なるべく安く抑えたいという私の希望で、韓国経由でLos Angelesへ向かうことになりました。遠回りにはなりましたが、初めて韓国を訪れることができ、国際線の乗り継ぎも経験することができたのでよかったです。

私は出発時刻も到着時刻も明るい時間帯にして頂きましたが、それでも目的地に着くまで不安でいっぱいだったので、暗くなってから到着する便は絶対に避けるべきだと思います。

最後に、渡航前の準備は何をするにしても、確認を十分に行い、先を見越し、余裕を持った行動をすることが大切です。私はのんびりしていて、最後までバタバタだったので計画的に行うことの大切さを痛感しました。留学に行くのは自分自身なので、その自覚を持って行動するべきです。