Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア大学 デービス校
2010年10月号 理工学部 T.K

授業紹介①

EXTENSIONは100から800までのクラスがあり、個々の英語能力によってクラス分けされ、それぞれのレベルに合った授業を受けることが出来ます。

最初のオリエンテーションの日にクラス分けテストも実施されます。このテストにはリスニング、リーディング、スピーキングのセクションがあり、その結果を参考にしてクラス分けが行われました。授業は基本的に1日にComposition、Grammer、Listening and Speaking、Reading and Vocabularyの4コマでそれぞれ50分間の授業です。

一クラスは十数名の学生で同じメンバーで同じ授業を受けます。また、自分には今のCompositionのクラスが難しい、もしくは簡単なのでクラスを変更したいと思った場合には、先生に申し出ればクラスの移動が可能です。そのため自分の必要なレベルに応じてクラスをカスタムすることが出来ます。ただし、上のクラスに上がるためには担任の先生にこの学生は上でしっかりやっていけると判断してくれなくてはいけません。

今回はListening and Speakingの授業について紹介します。この授業は文字通り学生同士で『話す』と『聞く』を繰り返して練習します。クラスメイトとペアもしくはグループで課題に取り組むので楽しみながら英語を勉強することが出来ます。私のクラスは金曜日の授業は外に出てみんなでゲームをして遊びます。遊びと言っても英語でのスピーキングゲームなのでとても難しいですが、楽しみながら学習出来るので私はこの授業をとても気に入っています。

母国語が異なると、それぞれの英語にも癖が少し出てきます。そのためもあり、学生間ではしっかり伝えることや理解することが非常に難しく、発音や強弱といった様々な部分に注意しながら会話を練習する必要があります。まだまだ勉強不足なので今後も頑張っていこうと思います。

 

 

 

カルチャーショックについて

食文化について私は面白く感じたので紹介します。アメリカは多民族国家でありDavisにもアジア人、南アフリカ人など様々な国の人が住んでいます。そのため家庭によって食文化が大きく変わっていたりします。私のホームステイさせていただいている家庭はアメリカ人なので日本の食生活とは違った印象を受けます。また、友人の家庭は韓国人家族なのでかなり日本に近い味付けの料理が出てくるそうです。

こちらに来てからピザを始めとして、チーズやトマトをよく食べている気がします。こちらの料理にはよく使われるため毎日のように食べています。町のスーパーに行けばたくさんの種類のチーズが置かれているほどです。また、家でパーティをする家庭も多くメキシカンやイタリアンなどいろんな国の料理を食べることが出来るのも食べ物好きには嬉しいと思います。しかし、国によってかなり味付けも変わってくるため食べ物が合わないと苦労するのかもしれません。Davisにはダウンタウンを中心に日本食のお店が何件かあります。また日本食(アジア)を売っているスーパーもダウンタウンにあるので、もし日本食が恋しくなった時にはおいしい日本食も食べることが出来ます。

 

 

交通マナー

Davisは町全体が非常にのどかな環境です。自転車があればDavisを満喫することが出来ます。しかし、Davisは学生が多く、ほとんどの学生が自転車で通学をしているためキャンパス内でも軽い衝突事故を私も何度か見かけました。UC DAVISは広大な敷地に加え、大勢の学生が通っています。ピーク時にはみんながいっせいに自転車で移動するのでよそ見をするといつぶつかるかわからないくらいたくさんの人が自転車に乗っています。最初はみんなよくぶつからないなと思っていたのですが、一ヶ月ほど住んでいるとそういった事故を目撃したのでやはり気をつけないと危ないということが分かります。また自転車人口が多すぎるため安全を考え、Davisの道には車道と歩道以外に『BIKE LANE』があります。そして自動車同様に交差点での一時停止や夜間の無点灯運転などに対してとても厳しく取り締まります。もちろん日本でも安全運転をしなければいけませんが、こちらでは特に安全に意識して自転車に乗る必要があります。

話は少し変わりますが、こちらの自動車はかなり親切です。交通マナーが厳しいことも関係しているのかもしれませんが、歩行者を遠くに見つければ必ず先に道を譲ってくれます。当たり前のことですが、ゆっくり歩いている時にもしっかり止まって渡るのを待っていてくれるため申し訳なく思い、交差点を渡る時はいつも小走りになってしまいます。ドライバーのマナーが非常に良いので、そのような譲り合いに感動する場面もDavisではよくあります。