Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア大学 デービス校
2012年9月号 理工学部 K.N

 1. オリエンテーションについて

渡米してから約1ヶ月が経過しますが、オリエンテーションはまだ開かれていない状況です。通常はExtention Programという英語の授業を受け、そこでオリエンテーションがあるはずですが、僕は留学のための手続きが遅れて、今学期のExtention Programを受けられませんでした。僕が配属されているMAE(Mechanical Aerozautical Engineering)という学部でのオリエンテーションは10月に開かれるようなので、それに参加することになります。どのような規模で、どれぐらいの学生がいるのか、など全くわかりません。

MAEでいくつか手続きのようなものをしなければなりません。学生証を作ったり、教授のサインをもらったり、パソコンのアカウントを作ったりといった作業です。もちろん英語なので、最初は少し怯むかもしれませんが、英語の勉強の一部だと思えば大丈夫です。

今後、UCDに留学される人は、まずデーヴィスに着いたら大学内にあるSISSという施設に行くべきです。留学ガイドなどにも書いてあると思いますが。そこに行けば、オリエンテーション等の情報を得る事が出来ます。最初にSISSでオリエンテーションの日程を知る事は大事な事だと思います。

 

2. 環境について

デーヴィスの町はとてもいいところだと思います。自然に囲まれており、静かです。昼間はカラッとして少し暑いですが、日が沈むととても涼しいです。さらに治安も良く、身の危険等を感じた事はありません。マーケットもあり生活用品はすぐに手に入ります。

大学についてですが、とにかく大きいです。最初はきっと誰もが迷います。キャンパス内の移動は自転車かスケボーが多いです。いちいち歩くのはなかなかしんどいです。僕は自転車を買いましたし、趣味もスケボーなので、移動には困っていません。昼間は食堂は多くの学生で賑わいます。しかし大学が大きいからだと思いますが、基本的に静かなキャンパスです。勉強するには最適です。

家はアパートをシェアをしています。ルームメートはアメリカ人2人と香港人です。全員学生で明るく、あまり英語のできない僕にとても良くしてくれます。部屋は一人一部屋あり、キッチン、ユニットバス、冷蔵庫などは共用です。なぜホームステイにしなかったかというと、留学をきっかけに自立したいと考えたからです。今まで実家暮らしで親に色々な事をしてもらっていましたが、海外に身を置き、自分自身で生きて行く力も身につけたかったからです。今のところ、自炊もできていますし、洗濯等も問題なくできています。

家から大学までは自転車で15~20分ぐらいです。龍谷大学まで2時間かけて通学していた僕からすると本当に楽です。大きな道をひたすらまっすぐ進むと着きます。午前中は涼しく、自転車を漕いでいるだけでも気持ちがいいです。龍谷大学のように大きな坂はありません。

 

3. その他

僕はExtentionProgramを受けられなかったので、授業は今のところありません。なので、友達がなかなかできず英語も上達しにくい環境にいると思います。UCDに留学を考えている人は絶対にExtention Programを受けるべきだと思います。僕自身も2月にあるExtention Programには参加しようと考えています。

今は英語に関しては自習とルームメートとの会話を通して勉強しています。その会話のなかでいかに自分の発音が悪いのか思い知らされます。ついついカタカナの発音になってしまったり、アクセントがおかしくて伝わらないという事もたびたびあります。しかし彼らは僕が何を伝えようとしているのかちゃんと聞いてくれます。逆に日本語を教えたりして、日々楽しみながら勉強はできていると思います。

外国人の友達を作るという事は、今まで日本という狭い視野で生きてきた僕にとってはとても刺激的です。彼らの言語や文化に触れることができるからです。今は限られた人としか喋ったりできませんが、今後もっと英語を上達させて、誰とでも気軽に喋れるようになりたいと考えています。日本人だけで固まっている学生をよく見ます。その気持ちはとてもわかりますが、どうせアメリカまで来たなら、どんどん外国人の友達を作るべきだと思います。