①環境について
・図書館
ハワイ大学マノア校にはハミルトンとシンクレアという図書館が2つあります。テスト前の勉強やグループディスカッションの練習などで利用できます。ハワイ大学の図書館でコピーなどをする為には、コピーとプリントアウトができるカードを作る必要があり、そのカードにお金をチャージして使います。授業で使うプリントを各自用意しなければならない授業もあるので頻繁に利用しています。生徒はみんなハワイ大学のホームページからログインできるLaulima(ラウリマ)を使って課題を提出したりテスト勉強をするので図書館のパソコンが空いていないこともあります。なので自分のノートパソコンを学校に持ってくる生徒もとても多いです。
ハワイ大学マノア校の敷地面積は122万㎡もあります。授業の選択によっては教室間の距離が2kmほどもあることも珍しくありません。キャンパス内を移動する生徒のための無料のバスも走っているのでそれを利用するのもいいと思います。どちらにせよ、移動時間を十分考慮して授業登録をする必要があります。キャンパスセンターという日本での生協のような施設を中心に多くの施設や教室がありますが、どの教室もクーラーが効きすぎているので私は長袖のカーディガンを羽織って授業を受けています。体育館はもちろんのことピアノを自由に弾ける教室もあるので活用しています。またキャンパスセンターの近くでファーマーズマーケットが開かれたりします。ファーマーズマーケットは野菜などを農家の方々が直接販売しにくるマーケットでスーパーよりも安く新鮮なものが購入できたりします。他にも大学が開催するさまざまなイベントがあるので毎日すごく充実した学校生活が送れます。
②学校外での生活について
ハワイでは9月1日はリリウオカラニ女王の聖誕祭があり休日になっています。この日には1882年から1893年まカラカウア王と妹のリリウオカラニが住んでいた宮殿であるイオラニ・パレスがの入館が無料になったり、宮殿の周りではハワイ伝統の音楽が演奏されたり食べ物の屋台なども出てお祭りのようになります。私は友人と一緒に行きましたが、ハワイの文化や歴史を知るいい機会になりました。また、ワイキキで沖縄フェスティバルが開かれ、そちらにも行きましたがハワイにいながら沖縄の伝統舞踊を見たりサーターアンダギーやソーキそばを食べたりすることができます。学校外でも本当にたくさんのイベントが行われているので友人や先生などからの情報を活用してそういったイベントにもどんどん参加していくといいと思います。
・友人と英語について
ハワイ大学には世界各国から学生が集まってきています。今とっている英語の授業でもスペインやタイ、韓国、ベトナムなど色々な文化圏からの留学生がいます。そこで、やはり難しいと感じるのは英語です。それぞれに特徴的なアクセントがあって聞き取るのが難しいのですが、これはすごくいい勉強になる機会だと思って積極的に授業でも授業の外でもコミュニケーションをとるようにしています。私の留学の目標のうちの1つは違う地域で生活してきたさまざまな人たちとコミュニケーションをとれるようになる、ということなのでこうした発音の微妙な違いがあっても意思の疎通ができるリスニング力をつけるのに今の環境は最適です。グループプレゼンテーションなど授業での取り組みを通してクラスメイトと話し合いをしたり、週末一緒に遊びに出かけてお互いの文化のことを教えあったりと毎日を有意義に過ごすことができています。