ハワイ州は、アメリカの中ではとても安全な州だと言われていますが、やはり日本と同じように考えてはいけません。日本とは違い銃の所持が法律で禁止されていないために、銃を使用した犯罪が身近で起こる可能性も考えられます。
また、ハワイにはホームレスが大変多く、日本人を筆頭にして観光客はお金を持っているという考えからか、窃盗も少なくありません。深夜まで観光客でにぎわうワイキキも、1本静かな通りに入れば、強盗事件が多く起きているとも聞きます。そういった暗く人通りのない道をさけて通る、ひったくりから身を守るためにかばんを道路側に持たないなど、自分で自分の身を守ることが重要だと改めて感じます。万が一強盗に襲われた際に、すぐに渡せるような20~40ドルの現金を持ち歩くことも心がけています。何も現金を持っていないと逆上され、銃で撃たれてしまうということも少なくないそうです。
昼間は学生で賑わう大学内も、夜なれば人通りがほとんどなくなり1人だけで歩くことはとても危険です。変質者が出没するということを大学からメールで送られてくることもあります。私の友人も夜の大学内で中年男性に話しかけられ、その後同じバスに乗ってついてきたということも聞きました。図書館が夜遅くまで開いているので自習をする学生もいますが、1人ではなく必ず2人以上で帰宅するように気を付けています。大学内には “EMERGENCY”とかかれた非常用の連絡装置も設置されており、電話1本で大学内から最寄りのバス停まで送ってもらえるなどという安全面のサービスも充実しています。
Halloween
8月中旬からのイベントで、ハワイで最も盛んだったのはやはり10月31日にあるハロウィンです。日本とは違い、ハロウィンが近づくとどこのスーパーや建物もハロウィン一色となり、パーティーなどのイベントも大学内やレストランなどで開催されました。ハロウィン当日には授業中にお菓子が配られ、仮装して授業を受ける生徒も見られました。
この当日に一番賑わっているのがワイキキです。ワイキキではハロウィンパレードが夕方から深夜にかけて行われ、ハワイに住んでいる人はもちろん、ハロウィンの為に海外から訪れる観光客も多く、歩くことが出来ないほど仮装した人で溢れていました。
Thanksgiving Day & Black Friday
次に印象に残ったイベントは11月の第4木曜日に行われるThanksgiving Dayと、その翌日の金曜日に行われるBlack Fridayです。Thanksgiving Dayでは通常多くの店が休業し、全ての人が家族や友人と七面鳥の丸焼きやパイなどを食べて過ごしますが、私はBlack Fridayを優先しました。
Black Fridayには多くの店で50~75%オフ以上の大々的なセールが行われ、金曜日になる前日からショッピングモールの前に並んで開店を待つ買い物客も多くいます。私は友人と前日のThanksgiving Dayの夜から当日早朝にかけてWaikele Premium Outletというショッピングモールに行き、早朝からAla Moana Centerに移動し、お昼にはワイキキで買い物をしました。大きな買い物はこのBlack Fridayの日にまとめてすることをおすすめします。