Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2011年3月号 文学部 T.T

日本から持ってきたら良かったと思うもの

私は持ってくれば良かったと思うものは特にないのですが、逆に持ってきて良かったと思うものをいくつか挙げたいと思います。まず、ほとんどの人は持っていくものだとは思いますが、下着とタオルです。下着はこちらで数着購入しましたが、日本のものより値段は高かったし、生地も日本のほうがしっかりしてると思いました。タオルも数着購入しましたが、洗濯機で洗った後、そのタオルの生地が弱かったのか、他の洗濯物にタオルの糸や毛玉がたくさん付着して、洗った後なのにまた汚くなったと思ったことがありました。だから下着もタオルも、多めに日本から持っていくことをお勧めします。またこちらには洗濯ネットが売ってないようなので、持っていったほうがいいと思います。あと歯磨き粉も、日本の使い慣れたものを持って行ってよかったと思いました。こちらで買ったものも使いましたが、私の場合体に合ってなかったのか、何回か使った後、口の中に口内炎ができました。他にも、私は頭痛がしたときに友人から外国製の頭痛薬をもらって飲んだのですが、自分が持っていった薬を飲んだほうが効き目があったと思ったので、日本製の薬のほうが日本人には合っているのかなと思いました。また、私はwesternの中にある美容室で2回髪を切りましたが、うまく伝えることができなかったのもあって満足な出来ではなかったので、途中から友達にハサミを借りて自分で切りました。だからハサミは持ってきたらよかったと思いました。

現地の学生、友人について

カナダに来て、Westernに通うカナダ生まれの日本人とか、中国で生まれて小学校と中学校まで日本に住んでいて、今はカナダの大学に通う中国人とか、聞いていて複雑だなと思う経歴の持ち主と出会い、友達になりました。 そしていろいろな経暦を辿ってきただけに、18~19歳で三ヶ国語話せる人や四ヶ国語話せる人にも出会いました。二ヶ国語話せるのはそんなに珍しいことではない国だと思いました。さらに多言語を話せる理系の人や、ほぼ独学で日本語を流暢に話せてTOEIC980点取った香港人等もいます。簡単に言えば優秀だということですが、世界にはものすごい人たちがいるというか、日本では受けたことのない異質な出会いと衝撃を感じました。話していても面白いです。 また生活していて思うのは、カナダ人は日本人よりも気質があっさりしています。そんなにグループ化せず、みんなで楽しく遊んだりつるんでいるように見受けられます。カナダ育ちの友人が言っていましたが、体育会系の人とオタクっぽい人が一緒に遊んだりすることもあるそうです。講義を受けて感じた日本との違いは、生徒の授業を受ける態度です。寝ている人はほとんどいなくて、みんな真剣です。たぶん評価が日本よりも厳しいからというのもあるでしょうが、講義中に先生の質問したことに対し、多くの人が挙手をし発言をします。また日本人は講義中に疑問があっても、抑えて授業後に質問しますが、こちらでは疑問があるときにはすぐ挙手をし質問する人もいます。 それから、カナダ人女性にも中国人女性にも『嵐』ファンが多少なりともいることを知りました。

生活について

こちらに来てから、自分の主張や確認といった自分の考えを相手に伝えることは必要だと感じました。subwayやたいていのレストランは、同じ値段でドリンクを何杯もおかわりできます。だから私はヒューロンのダイニングも同じルールだと思い、おかわりした後レジで軽く注意され、二回分払わされたことがありました。しかしそのままにしては印象が悪くなるだけだと思ったので、その時そうした理由をレジの人に伝えました。このように場所によってルールは違うので、自分の考えだけで判断せず、一旦相手に確認することは大事だと思いました。