Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2012年9月号 文学部 Y.O

オリエンテーションについて

Huron University Collegeでは、留学生のためのプレオリエンテーションが一週間と、その後に現地の新入生と合同のオリエンテーションが一週間ありました。プレオリエンテーションは空港までお迎えに来てくれて、留学生みんなで一つのバスに乗って学校に向かうことから始まり、他にもバーベキューを開催してくれたり、ヒューロン湖にあるGrand Bendというビーチに連れて行ってくれたりと他の留学生と仲良くなるためのイベントをたくさん設けてくれました。他にも、授業の取り方や食堂の利用の仕方の説明や、寮のフロアごとで寮のルールの説明を丁寧に受けました。あと、こちらの銀行の開設の仕方の説明を受けて、希望者だけ口座を開設しました。こちらの口座は日本からの送金の時に必要となるので、とても役に立ちました。 

オリエンテーションの開会式は、UWO(University of Western Ontario)のメインキャンパスで5校合同で行われるのですが、何千人もの人が集まり大変規模が大きいものでした。オリエンテーションの期間中は、授業について質問をするため教授とのディナーの時間が設けられたり、学校生活に慣れるためのイベントがたくさんありました。他にもヒューロンの二回生が交換留学生をボーリングに連れて行ってくれるなど、一回生のために色んなイベントを企画して盛り上げてくれました。メインキャンパスとヒューロンの両方で毎日夜遅くまでコンサートやダンスなどのイベントがあり、毎日がお祭りのようでした。

 

環境について

ヒューロン自体は本当に小さな大学です。ヒューロンの学生寮はいくつかあるのですが、O’NeilとHellmuthという二つの寮からヒューロンの校舎はつながっています。そのため、通学の時は雨に濡れる心配もなく、教室まで10分もあれば着けるのですごく便利です。そして、食事はダイニングホールというところで三食取っています。私はO’Neilという寮のスイートタイプの部屋に住んでいるのですが、4人で1つのリビングと2つのトイレ、3つのシャワールームを共有しています。リビングにキッチンはなく、電子レンジがあるので、レトルトのものなら調理出来ます。日本食が恋しくなった時のためにレンジで調理できるご飯などを持ってこればよかったなと思いました。また、大学内では無線LANが利用できるのですが、寮では有線しか利用できないので、日本からケーブルを持っていくことをお勧めします。また、ヒューロンの学生はUWOの施設も利用できます。UWOは本当に大きい大学で、大学内にSUBWAYやSTARBUCKS、薬局、食料品店などもあるのでたいていのものはこちらに来てからでも揃います。ただ、全体的に日本と比べると割高だと感じます。また、UWOには大きなジムがあるのですが、ヒューロンの学生も利用できます。ジムにはプールや、エクササイズのマシーンがたくさん揃っていて、全て無料で使用できます。

 

留学生活の印象

ヒューロンの位置するLondonは全体的に学生の町です。そして、カナダと言えば、日本人の留学生がたくさんいると言うイメージですが、ここLondonの町で日本人に出会うことはまずないと言うくらい本当に日本人は少ないと思います。そして龍谷大学からのヒューロンへの交換留学生は私一人だったため、留学前から国際部の人に日本人は自分だけだと思って行く前に英語力を上げなさいと言われていました。こちらに来て、本当にもっと勉強してくるべきだったと日々痛感しています。日本にいるときからもっと英語に触れておくべきだったと今になって本当に後悔しています。後、日本の国際情勢や政治など、もっと自分の国について知っておくべきだったと思います。英語を第二言語とする、中国やヨーロッパなどからの留学生もたくさんいますが、みんな第二言語とは思えないくらい英語が堪能です。それに加えて、他の留学生は自分とは違って教養が高いので、他の留学生と自分の差を感じて極力人前で話したくないと思うこともありました。しかし、今の自分には努力することしかできないので、少しずつ自分のペースで努力し続けようと思います。