Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2013年10月号 国際文化学部 A.K

1. 環境について

HuronはLondonという、Torontoから車で二時間ほど南西に行った町にあります。Londonの町は田舎で、町中もキャンパス内も自然に溢れています。町中やキャンパス内でリスや鹿などの動物を見かけることも少なくなく、自然豊かなカナダを身をもって体験できる町です。また、そのような田舎の町なので日本人の数は他の大都市に比べると格段に少ないです。

私の住んでいる寮はBenson Houseという一軒家のようなところで、現在6人が一緒に生活しています。メインの3つの寮に比べると小規模で、少しだけ場所も離れていますが、それらの大きな寮とはまた違った利点があると思います。例えば、リビングがありそこで住人同士の交流が図れること、キッチンがあり大抵の調理用具が揃っているため料理ができることなどです。

Huronはとても小さな大学なのでキャンパスも小さく、教室や主な施設はメインの建物に固まって配置されています。したがって授業間の移動でも、龍大のように建物から建物を移動することはありません。そしてHuronの図書館はとても素敵な内装で、落ち着いた雰囲気なので勉強に集中するには最適の場所です。平日や日曜日は夜11時まで開いているのが助かります。食事はミールプランに加入しているのでHuronのDining Hallというところで取っています。日替わりのメニュー、サンドウィッチ、ピザなどがありますが、やはり日本の食事と比べるとカロリーの高いものばかりで、味も濃いので日本食が恋しくなります。たまにDining Hallに寿司が置いてあることもあります。また、Huronから歩いてすぐのところにはメインキャンパスがあり、そちらの施設を利用することも多いです。メインキャンパスにはStarBucksやSubwayなどの軽食店、無料で利用できるジム・プール、Huronのものよりも開館時間が長く大規模な図書館などがあります。

 

2. 日本から持ってきてよかった物

カナダでも日本と同じような商品が売っているのでこちらで色々と揃えることもできますが、基本的にこちらの方が物価は高いと感じます。

まず日本から持ってきてよかったものがLANケーブルです。昨年の留学者の方のマンスリーレポートを読んで持ってきたのですが、これを持ってきたおかげで寮に入ってすぐにネットを使うことができました。Huronのパソコンルームで5ドルで購入することもできますが、すぐにネットを使いたいのであれば日本から持ってくることを勧めます。メインの寮の方では無線LANやWi-fiの導入が始まっているようですが、私の住んでいる寮ではそれらの環境があまり整っていないので有線でのネット接続の方が安定しています。

また、洗濯ネットと洗濯ひも、洗濯バサミは持ってきてよかったと感じています。洗濯機・乾燥機を使うために毎回それぞれ1.25ドルが必要なので、現在同じ寮に住んでいる人と共同で洗濯を回しているのですが、その際に洗濯ネットがあれば自分の衣服を分けることができ便利です。また、海外の洗濯機は日本より荒いものが多いので、衣服の傷みを防ぐという意味でも洗濯ネットは必要かと思います。大抵のものは乾燥機で乾かすのですが、傷みやすい服や下着などは部屋干しにするのでその際に洗濯ひもや洗濯バサミ等があれば便利だと感じています。

そして、簡単に調理できる日本食を持ってくることもおすすめします。こちらの食事や生活に疲れたときに日本食を食べると本当にホッとします。私の寮にはキッチンがありますが、他の3つのメインの寮には十分な設備がなく、電子レンジがある程度のようなので、電子レンジで調理できるものが無難だと思います。

住んでいるBenson House            Downtownの公園にいたリスたち