<余暇の過ごし方> 前期は留学生用のアクティビティが週末などに頻繁にありましたが、後期になってからは少ししかありませんでした。それ以外の週末は、ダウンタウンや近くのモールに行って買い物をしたり、おいしいものを食べたり、UWOのジムのプールに行って気分転換をしたり、家で映画を見たりして過ごすことが多かったです。それ以外は家や図書館で予習をしたり、課題をしたりする週末の方が全体的に多かった気がします。私は、後期になって前期よりも1つ授業を増やしたので、予習や課題の量もその分増え、特に後期は忙しかったです。 そんな中でも、2月には同じ家に住んでいる友人4人とレンタカーを借りてトロントの近くにあるIKEAに行きました。みんな忙しい中でしたが、普段とは違うところへ出かけてとても楽しかったです。また、3月には留学生用のアクティビティで、メープルシロップを作っているシュガーブッシュと呼ばれるところとワイナリーに連れていってもらいました。どちらも初めての体験だったので、とても有意義な時間を過ごすことができました。 こちらの学生生活を経験してみて、こちらの学生はオンとオフの使い分けが上手いなぁと感じます。こちらの学生は私たち留学生よりも多い授業を取り、こなしながらも、週末などには友人と楽しむことも大切にしています。また、日本では、アルバイトをしている大学生はたくさんいますが、こちらではあまり見かけません。その時間を勉強であったり、娯楽に費やしているのだと思います。でもやはり、“学生の本分は学業”ということをこちらにきて痛感しています。こちらの学生の知識量に圧倒されながらも、それに追いつけるよう、もっと頑張らなくてはと思っています。
<自由テーマ> 来年度は、龍大からのヒューロン・キングスへの交換留学生がいないということを伺いました。私自身、とてもいい環境にいさせてもらっていると感じているので、来年度ヒューロンへの留学生がいないということは少し寂しいです。もし、このマンスリーレポートを見て下さっている方が、カナダへの留学、またヒューロンへの留学を考えていたりするなら少しでも参考になればと思います。 ヒューロン自体はUWOの中でも小さい大学で、学生数も圧倒的に少ないです。私自身、高校の時から小規模の環境に慣れていたので、ヒューロンを志望した理由のうちの1つが、この理由からでした。実際、学生と学生、学生と教授の距離が近いと感じます。特に授業の面では、現地の学生にも教授にもとても助けてもらっていて、本当に感謝しています。クラス内でディスカッションがあって、なかなかついていけなくても、現地の学生は気にしなくていいよといってくれ、分からないところがあり質問すれば、それがどんなに基本的なことであっても答えてくれます。また、教授もプレゼンテーションがあったときに、事前にオフィスアワーへ行ったときも、私がより理解できるように基本的なところからアドバイスしてくれ、また当日もサポートしてくれました。こういったことは、大きい大学であれば、また特に私たち留学生にとっては、難しいことなのではないかなと思います。 また、ダイニングホールやコンピュータールームのスタッフの方たちでさえ、名前を覚えてくれ、出会うと声をかけてくれたりして、とても居心地の良い環境だなぁと思います。また、図書館にはライティングセンターがあり、予約するとエッセイをチェック、アドバイスしてもらえます。私は、エッセイコースを多くとっていたので、ライティングセンターの方々には本当にお世話になりました。そのおかけで、自分のライティングの弱点を見つけることもできましたし、何よりライティングが楽しいと感じるようになりました。 …と、ヒューロンをお勧めする理由はたくさんありますが、その良い環境をどれだけ自分にとってプラスにできるかは自分次第だと思います。実際になってみると、それは本当に難しいことだというのもこちらにきて痛感しています。現地の学生は、話しかけるとみんな優しく答えてくれます。もし早くて理解ができず聞き返せば、もう一度言ってくれます。でもそうするには、他の国からの留学生に話しかけるよりも何倍も勇気がいることです。クラスにアジア人が1人しかいないこともあります。でも、どんな時でも勇気をもって何かをすることは本当に大切だと感じています。 再来年度、ヒューロンへの留学を希望する方がいると嬉しいなと思います。また、もし何かあればサポートできればなと思います。