Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2016年1月号 国際文化学部 Y.T

【試験について】

前期はフランス語、Introduction to Global Culture、ライティングの授業のうち、Introduction to Global Developmentだけテストが期末の12月にありました。フランス語は各チャプターごとに小テストをしていました。授業もテストも先生によって様々でした。Introduction to Global Cultureは教科書が3冊あり、9月から12月まで授業で取り扱った範囲がすべて出題されたのでテスト当日までの勉強が大変でした。また、そのうち一冊は600ページ超の小説で全て読み切るだけで1週間かかり、それから授業で先生が触れた要点をまとめたり自分なりに試験問題を予想してエッセイをかいてみたりと大変でした。そのほかの2冊の教科書は専門分野に特化しているため語彙が難しく、それを調べるだけで膨大な時間がかかりました。そのうえ、その授業の先生はパワーポイントを使わない方だったので、後からスライドを見直して勉強しようというわけにもいかず、授業中にどれだけ先生の言うこと(英単語)を理解して、聞きながらノートをとるかが重要でした。実際のテストは授業全体での重要単語10問程度を説明する、授業で見た映画と小説以外の教科書2冊を関連付けてのエッセイ、小説についての少し長めのエッセイという構成で夜7時から9時の2時間でした。

【自由テーマ:ホームシック】

カナダに行く前から、8か月という期間をカナダで過ごすのだからホームシックに少しはなるだろうなと思っていました。たくさんの友達がもうすぐカナダに行く私のために色々なところへ連れていてくれたり、アルバイトの最後の日も、家族がみんなで見送りに来てくれた時も、日本を飛行機で飛び立つ瞬間も悲しい気持ちはありましたが泣いたりしなかったので、まあホームシックになったとしても軽いものだろうなと思っていました。しかし、カナダに来て2週間しか経っていない9月の中頃から日本がすごく恋しくなりました。食べ物が違うこと、物価が高いこと、道が日本よりも汚れていること、授業が非常に難しいこともすべて日本にいる時から知っていたのに実際に体験すると受け入れられなくて、10月後半ぐらいまで毎日落ち込んでいました。さらに、あと7か月半も帰れないという現実を受け入れたくなかったのです。しかし、それだけ長いこといる予定なのにくよくよしているわけにもいきませんので、周りの人に相談し始めました。フランス語の先生は、日本食レストランに連れて行ってくださり、話を聞いてくださいました。同じ日本からの交換留学生の先輩たちは人生のうちの8か月だから頑張ろうと励ましてくださったり、同じようにアメリカやカナダに交換留学中の龍谷大学の友達と励まし合ったりと、幸い良い人々に恵まれました。もし、これから長期間留学する予定でホームシックになってしまったら、ずっと部屋に閉じこもらずに誰かに相談することをお勧めします。 写真はインターナショナルスチューデント向けの先住民の住んでいた村に訪れた際のものです。