グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2011年5月号 国際文化学部 Y.S

この一年を振り返って

私にとってこの留学を一言で表現してみると「挑戦」だったと思います。新しい土地に行って、新しい事に取り組むことはとても楽しいことですが、十二分に楽しむには積極性や冒険心が必要です。出国前は、私はとても内向的でいつも無難な道を選ぶ人間でした。こちらに来てからそうであることが自分にとってプラスにならないことを知り、できるだけ積極的に、普段の私なら選ばないような道を選ぶことにして、自分に足りないところを補おうとしていたと思います。それが大学生活では講義選択の時にも、講義中にも形となってあらわれ、生活面でもたくさんの人と出かけたりして自分が後から実感できるほどの変化がありました。まだまだ他の学生と比べると積極性や冒険心に欠けることがありますが、日本に帰ってもこの気概を忘れずに就職活動に取り組んでいきたいと思っています。また、こちらで出会ったたくさんの友達には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。やはり留学中は気を落とすことも何度かありました。そんな時でも、真摯に相談に乗ってくれる友達がいたので本当に助かりました。ひとりひとりに「ありがとう」と言って帰りたいと思います。

 

帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

こちらで学んだこと、経験したことはどんな場面においても生きてくると思います。たとえそれが紙に書き起こすことができないものであっても、体でじかに体験したことは忘れないからです。そして、自分で「あれは失敗だった」と思ったことはしっかりと心にとどめ、次にまた同じことを繰り返さないようにすることです。これは本当に私の失敗談のごく一部ですが、私が大学付属の語学学校ALCPを卒業し、英語力もままないまま大学に入って、ジャズフェスティバルのサイトマネージャーを務めた時のことです。当時は、いまでもそんなことは日常茶飯事ですが、リスニング力が相手の言っていることを正確に理解できるほどのものではなく、しかしそれまではわからないところは聞き流したり、わかったふりをしていました。また、なにかを伝えるときもだいたい意味は同じだろうと思う言葉を選んで話していました。そんな英語力の状況の中で、その現場には私と同じ役職のアメリカ人の方がもう一人いたのですが、序盤はほとんどやってくれて私はボランティアで来ていた子とおしゃべりをしていました。ですが突然周りが忙しくなり、来場者も増えて、すこし現場を任されるようになり、質問される機会も増えていきました。そして、ある学校の代表者の方から駐車場のことについて尋ねられたのですが、たしかに何をいっているのかは理解できるのですが、緊張で頭が整理できなくていつもより聞けなくなり、さらに悪いことに私のシュミレーション不足でその駐車場の正確な位置がわからない状態であったので、結局ボランティアの子に任せたということがありました。日頃から聞き流すことが習慣化し、それによって大事な場面で無用な緊張を引き起こす。そして、与えられたことだけを記憶して、それ以上の準備をしなかったこと。これは英語力以前の問題で日頃の生活の悪いところが出た結果でした。この経験を生かしてこれから就職活動なのでこのような事がこれからないように気をつけていきたいと思います。

自由テーマ

こちらに来てから今日まで毎月マンスリーレポートを書いてきましたが、はじめは少しめんどくさいと思うこともありました。それは大学生活が楽しくて忙しくてこれに割く時間がもったいないと思ったことからきたのかもしれません。しかし、振り返って自分の投稿したものを見てみると、その時に思っていたことがしっかりと残っていて懐かしさもあり、またもう書けないのだという寂しさも交じって、それがもう帰国だと私に思わせるのです。そう考えてみると本当にいい機会を得て、大学関係者の方には感謝しております。私たちがアイダホ大学交換留学第一期生として、たくさんの情報をこのレポートを通してお伝えできたかどうか不安ですが、私なりにできる限りベストを尽くしたつもりなのでご容赦ください。また次期交換留学生の方も私たちが提供した情報を鵜呑みにすることなく、ぜひ自分でいろいろこちらで冒険してみてください。最後になりましたが、この留学を通してたくさんの方と出会え時間を共有できたことをとてもうれしく思っています。みなさんに感謝の言葉を伝えてこのレポートの締めくくりとさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。