Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2011年10月号 国際文化学部 D.F

授業紹介

私はTOEFLのスコアが満たなかったため、現在ALCPというアイダホ大学の付属の英語集中プログラムに参加しています。そこでは基本的に大学に入る前に必要な英語のスキルを教わります。(例えば、いろんなタイプのエッセイの書き方、講義ノートの取り方)

リスニング・スピーキングの授業では、一回のセッションで3~4回プレゼンテーションが課題として出され、成績に大きく反映します。だいたい2週間に一度くらいのペースで行うのですが、パワーポイントを使って実際に人前で英語を披露するのは普段友達と喋るときと違い、とても緊張します。実際、大学で正規の授業を受けている学生は授業でプレゼンテーションをすることが日本と違いよくあるのでとても役に立ちます。英語でプレゼンテーションをすることはきっと大学を卒業して、仕事に就いたあとでも活かされることだと思っています。ファイナルではクラスごとに違ったテーマが出され、一人5~10分のプレゼンテーションをします。時間が本当に短いので、話している途中で詰まったり、言うことを忘れて考えたりしてしまうと、時間内に話しきれなくなって減点されてしまいます。ファイナルプレゼンテーションの日はフォーマルな服装で来ることが求められます。さらに、誰でも観覧可能なのでジャッジである先生以外に、ALCPを卒業した先輩が見に来たりしていました。

 

カルチャーショックについて

初めにアメリカに来た時は本当にすべてが新鮮で興奮しました。たとえば、私はアメリカは交通について日本と大きく異なると感じます。アメリカでは「歩行者優先」というルールが忠実に反映されていて、もし横断歩道の前に歩行者がいたら、車は必ずと言っていいほど止まって、道を譲ってくれます。私はなかなか日本人の感覚から抜け出すことができず、いつも怖気づいて渡るのをためらってしまいます。ついでにお時儀もしてしまいます。お時儀はアメリカ人からすると分かりにくい動作だそうで、手を少し挙げて感謝を示すのが一般的だそうです。信号機も最初は少し戸惑いました。日本の信号機と違って、赤信号の部分が“DON’T WALK”になっているので、走って渡ることはできるのかなと思いました。

そして、これはカルチャーショックというかアイダホ大学のメリットなのですが、自然が豊かで、普段教室に行くために通るような道でさえもきれいです。今は秋なので、紅葉した木がキャンパス内にもたくさんあってとても趣があります。カメラを持ってくることを強くお勧めします。

そして、とても星がきれいです。天気の良い日は暗い場所に行って、天の川を見ることができます。山の近くまで行けば、流れ星もよく見ることができます。天体観測も人気です。

 

自由テーマ(食べ物について)

私は基本的にボブスという大学の食堂のような場所でミールプランを買って食べているのですが、食にこだわりがある学生はボブスの料理は飽きるといっています。主に4つのエリアがあり、生野菜、スイーツ、サンドイッチ、メインディッシュ、ジャンクフード、そして海外料理のコーナーに分かれています。ドリンクもファミレスのドリンクバーと同じで横にカップがあって選ぶことができるのですが、こちらのジュースはどれも糖分がやたらと含まれているので、毎日ジュースばかり飲むのは体に良くないと思います。私はボブスの牛乳とシリアルをよく食べていたのですが、あまり私の体に合わず、こちらに来た当初は下痢が止まりませんでした。新しい環境では健康に気を使うことがとても大事だと思います。

ダウンタウンには日本食のレストランが二つあります。RED BENTという日本のファミレスのようなレストランとTOKYO SOULという少し高めのレストランです。他にもメキシカン料理のレストランやベーグルショップ、ピザ屋さんがあります。特にベーグルショップはベーグルの種類が10個くらいあって、さらに具もたくさんの種類の中から選べるのでとても楽しいです。私は大学からダウンタウンに向かう途中にある、ハンバーガーの店が好きです。マクドナルドのハンバーガーは日本と全く同じで少しがっかりしたのですが、この店のハンバーガーは私がこちらに来る前に想像していたビッグなハンバーガーそのものだったのでとても興奮しました。こぶし二つ分くらいの大きさでとてもおいしいです。

1年間という期間の中で食べ物に気を使うことは健康を保つための大きな要素なので、気をつけるようにしています。