Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2012年10月号 文学部 Y.Y

1. 授業紹介

今学期私が受講している授業は、Art, History, Religion&Family, Japanese, PEの授業を2つ、です。一学期の間に最低で、12単位登録しなければなりません。初めての学期ということもあり、わたしは最低ラインの12単位分の授業を登録しました。大体の授業が、週に2,3回、1回の授業は50分のものが多いです。Japaneseのクラスでは、TA(Teaching Assistant)として授業に参加し、日本語を教える手伝いをしています。Artの授業は、100人ほどのクラスです。レクチャーの他に、このクラスでは、グループで作品を作ったり、絵を描いたり、版画を作ったりと様々なプロジェクトに取り組みます。Historyのクラスは世界史です。主に1500年ごろから、第二次世界大戦後について勉強します。このクラスは、大体40人から50人くらいの学生がいます。Religion&Familyでは、宗教がどのように家庭に影響を与えているかについて勉強します。主にアメリカ人家庭における影響についてです。このクラスは15人ほどの少人数で、学期の最後には、2,3人に分かれてのプレゼンテーションを行います。

 

2. カルチャーショックについて

こちらにきて2か月半ほどが経ちました。大きなカルチャーショックはありません。ただ、やはり文化の違いは感じます。スケートボードを交通手段に使う学生がたくさんいたり、気温5度の日でも半そでの服を着た人がいたりします。日本では、「人と異なること」をする人は少ないです。こちらでは、少なくともモスコーの町では、そういったことは気にしません。少し言い過ぎかもしれませんが、「自分を中心に、自分がしたいことを最優先する」という考え方を持つ人が多いように感じます。どちらがいいか一概には判断できませんが。

 

3. モスコーの町について

アイダホ大学はモスコーという小さな町にあります。この町には、電車、地下鉄といった交通手段はありません。移動のほとんどは車です。平日の昼間は町の中を無料のバスが走っているので、スーパーやどこかにでかけるときはこのバスを利用します。土日や夜はバスは走っていないため、歩いたり、友達の車に乗せてもらったりしています。モスコーはとても安全な町で、大きな事件、事故はこちらにきて一度も聞いたことはありません。ただ自然が多いため、ときどき大きな動物が出没するようで、メールで注意するようにという警告が届きます。小さな町ですが、ショッピングセンター、24時間のスーパー、レストラン、カフェ、バー、クラブなどがあり、生活に困るようなことはありません。町のひともとても親切でフレンドリーです。

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